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兇人邸の殺人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
兇人邸の殺人
著者 今村昌弘
イラスト 遠田志帆
発行日 2021年7月 [1]
発行元 東京創元社
ジャンル ミステリ
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判上製
ページ数 362
前作 魔眼の匣の殺人
公式サイト tsogen.co.jp
コード ISBN 978-4-488-02845-9
ウィキポータル 文学
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兇人邸の殺人』(きょうじんていのさつじん)は、今村昌弘による日本小説である[2]。2021年7月、東京創元社刊(書きおろし)。『屍人荘の殺人』シリーズ第3作。表紙絵は、前2作に引き続き遠田志帆が担当。

超人的な身体能力を持つ「巨人」が徘徊する屋敷「兇人邸」内で連続殺人事件が発生し、葉村 譲と探偵剣崎 比留子が、屋敷から脱出する方法を探しつつ真相を追う様を描く。

あらすじ

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班目機関を追う葉村 譲剣崎 比留子は、班目機関の元研究者不木 玄助の研究資料を探し求める成島 陶次の依頼を受け、成島の雇った傭兵グループと共に、廃墟テーマパーク「馬越ドリームシティ」内の屋敷「兇人邸」に潜入する。 しかし、そこで待ち受けていたのは、大鉈を持った隻腕の巨人だった。逃げ惑う一夜が明けて、同行者が次々と死体となって発見される中、比留子が見つからない。また、巨人以外の人間によるものと思われる殺人も発生し、一行は疑心暗鬼に陥る。

登場人物

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葉村 譲(はむら ゆずる)
本作の主人公。神紅大学経済学部一回生。ミステリ愛好会会長。
剣崎 比留子(けんざき ひるこ)
神紅大学文学部二回生。ミステリ愛好会会員。横浜の名家のお嬢様。事件を引き寄せてしまう体質で、生き残るために推理力を磨き、数々の難事件を解決してきた。
成島 陶次(なるしま とうじ)
成島IMS西日本社長。成島グループの後継者争いで後塵を拝しており、一発逆転を賭けて不木の研究資料を狙う。
裏井(うらい)
成島の秘書。
ボス、アウル、アリ、コーチマン、チャーリー、マリア
成島が雇った傭兵。
グエン・ヴァン・ソン
馬越ドリームシティの従業員。
不木 玄助(ふぎ げんすけ)
元班目機関の研究者。馬越ドリームシティを運営する昭島興産の会長。
雑賀 務(さいが つかさ)
兇人邸の使用人。
阿波根 令実(あわね れみ)
兇人邸の使用人。
剛力 京(ごうりき みやこ)
フリーライター。

書誌情報

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脚注

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外部リンク

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