兇人邸の殺人
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兇人邸の殺人 | ||
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著者 | 今村昌弘 | |
イラスト | 遠田志帆 | |
発行日 | 2021年7月 [1] | |
発行元 | 東京創元社 | |
ジャンル | ミステリ | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判上製 | |
ページ数 | 362 | |
前作 | 魔眼の匣の殺人 | |
公式サイト | tsogen.co.jp | |
コード | ISBN 978-4-488-02845-9 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『兇人邸の殺人』(きょうじんていのさつじん)は、今村昌弘による日本の小説である[2]。2021年7月、東京創元社刊(書きおろし)。『屍人荘の殺人』シリーズ第3作。表紙絵は、前2作に引き続き遠田志帆が担当。
超人的な身体能力を持つ「巨人」が徘徊する屋敷「兇人邸」内で連続殺人事件が発生し、葉村 譲と探偵剣崎 比留子が、屋敷から脱出する方法を探しつつ真相を追う様を描く。
あらすじ
[編集]班目機関を追う葉村 譲と剣崎 比留子は、班目機関の元研究者不木 玄助の研究資料を探し求める成島 陶次の依頼を受け、成島の雇った傭兵グループと共に、廃墟テーマパーク「馬越ドリームシティ」内の屋敷「兇人邸」に潜入する。 しかし、そこで待ち受けていたのは、大鉈を持った隻腕の巨人だった。逃げ惑う一夜が明けて、同行者が次々と死体となって発見される中、比留子が見つからない。また、巨人以外の人間によるものと思われる殺人も発生し、一行は疑心暗鬼に陥る。
登場人物
[編集]- 葉村 譲(はむら ゆずる)
- 本作の主人公。神紅大学経済学部一回生。ミステリ愛好会会長。
- 剣崎 比留子(けんざき ひるこ)
- 神紅大学文学部二回生。ミステリ愛好会会員。横浜の名家のお嬢様。事件を引き寄せてしまう体質で、生き残るために推理力を磨き、数々の難事件を解決してきた。
- 成島 陶次(なるしま とうじ)
- 成島IMS西日本社長。成島グループの後継者争いで後塵を拝しており、一発逆転を賭けて不木の研究資料を狙う。
- 裏井(うらい)
- 成島の秘書。
- ボス、アウル、アリ、コーチマン、チャーリー、マリア
- 成島が雇った傭兵。
- グエン・ヴァン・ソン
- 馬越ドリームシティの従業員。
- 不木 玄助(ふぎ げんすけ)
- 元班目機関の研究者。馬越ドリームシティを運営する昭島興産の会長。
- 雑賀 務(さいが つかさ)
- 兇人邸の使用人。
- 阿波根 令実(あわね れみ)
- 兇人邸の使用人。
- 剛力 京(ごうりき みやこ)
- フリーライター。
書誌情報
[編集]- 兇人邸の殺人(2021年7月30日発売、東京創元社、ISBN 978-4-488-02845-9)
脚注
[編集]- ^ 国立国会図書館サーチ
- ^ “兇人邸の殺人”. 東京創元社. 2021年8月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- 兇人邸の殺人 - 東京創元社
- 『兇人邸の殺人』特設サイト
- <剣崎比留子シリーズ>公式 (@shijinnsou) - X(旧Twitter)