元表
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元表 | |
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不詳 | |
法名 | 元表 |
生地 | 中国梁 |
没地 | 不詳 |
元表(げんひょう、朝鮮語: 원표、生没年不詳)は、新羅王室に仏教を伝えた中国南朝梁の僧[1][2]。
人物
[編集]仏教は、新羅訥祇王代に高句麗を通じて新羅に伝わったが、迫害され、成果を上げることができなかった。521年、新羅は南朝梁に朝貢した[2]。梁武帝は新羅に元表を送り、こうして元表によって仏教が新羅王室に伝えられた。法興王は、仏教を興そうとしたが、貴族社会の強力な反発にあい、法興王の近臣の異次頓は、仏教の受容を主張したが、斬罪に処せられた。これを機に新羅王室と貴族社会間で一定の妥協が成立し、535年ごろにはついに仏教が公認されるようになった[2]。