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側音化構音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

側音化構音(そくおんかこうおん、lateral misarticulation)は機能性構音障害の一種。

構音時に呼気が臼歯部から口腔前庭を経て側方へ流れ、一方または両方の口角から流出する歪み音[1]。イ列、エ列に多く出現し、舌が側方に移動運動を行うため、呼気が正中から放出されずに、口腔の側面から放出されてしまう異常構音である[2]

乳幼児期から現れ、学童期以降の自然治癒の可能性もあるが多くは持ち越したまま成人すると言われる。 音が歪むと同時に、視覚印象として唇やアゴ、舌の動きが不自然となる。また、多くは口の中の息の流れ方がおかしいと自覚する。

成人に見られる機能性構音障害の多くはこの種類のものである。

脚注・出典

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  1. ^ 湧井豊、藤井和子 側音化構音の指導研究 学苑社 1996 7p
  2. ^ 日本言語療法士協会 言語聴覚療法 協同医書出版社 1992 212p

関連項目

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外部リンク

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