倉敷青果荷受組合
組合設立にも貢献した 第三代理事長 冨本耕一 像 | |
理事長 | 冨本尚作(2023年10月時点)[1] |
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外部リンク | https://kuraka-g.com/ |
倉敷青果荷受組合(くらしきせいかにうけくみあい)は、岡山県倉敷市西中新田にある倉敷地方卸売市場[2]にて青果卸売業を行う法人である。1998年よりカット野菜事業に参入している[3][4]。2021年度の全国地方卸売市場青果取扱高調査では全国で16位(中国・四国地方では1位)である[5]。
また、2022年より同組合100%出資の子会社倉敷青果株式会社へ事業譲渡している[6]。
概要
[編集]1946年、戦時下の統制令廃止に伴い経済復興が進むなか、倉敷青果荷受組合が設立される。冨本耕一(とみもとこういち)氏はその設立に関わり、1947年同組合の専務理事に就任。1962年同組合第三代理事長に就任する。没後、組合拡大に貢献したとして同敷地内に銅像が建てられる[7]。
1986年大印株式会社倉敷大果との共同出資により株式会社倉敷地方卸売市場を開設。卸売市場法の規定に基づき地方卸売市場として倉敷市の認可を受ける[2]。
1998年よりカット野菜事業に参入し、2009年には青果卸売市場では初となるISO 22000(食品安全マネジメントシステム)を取得する[3]。2011年バナナ追熟加工設備増強[8]。2015年に近郷産地の野菜生産拡大に向け「岡山県産野菜生産・利用拡大協議会」を設け、2017年には加工・業務用キャベツの周年安定供給に向け農林水産省の補助事業を活用し「集出荷貯蔵施設」を整備する[9]。
2018年にはカット野菜の増産に向け農林水産省の補助事業を活用し「農産物処理加工施設(新カット野菜工場)」を整備する[10]。
2020年大印株式会社倉敷大果の廃業に伴い、現在では倉敷地方卸売市場の卸売業者は倉敷青果株式会社(2022年倉敷青果荷受組合より事業譲渡のため)のみである[11][12]。
受賞歴
[編集]- 2009年「第2回国産野菜の生産・利用拡大優良事業者表彰」農林水産大臣賞受賞[13]
- 2010年「おかやまIT経営力大賞」大賞受賞[14]
- 2011年「第4回国産野菜の生産・利用拡大優良事業者表彰」農林水産大臣賞受賞[15]
- 2011年「中国地域ニュービジネス協議会」優秀賞受賞[16]
- 2013年「おかやまIT経営力大賞」優秀賞受賞[17]
- 2017年「経済産業省 攻めのIT経営中小企業百選」選出[18]
脚注
[編集]- ^ “クラカグループ会社概要”. 2023年10月5日閲覧。
- ^ a b 農林水産省資料 地方卸売市場岡山県一覧 (PDF)
- ^ a b “出展者情報”. alic. 2023年10月7日閲覧。
- ^ 2016年8月30日 食品市場新聞 近郷産の集荷増加へ (PDF)
- ^ 2022年6月20日 農経新聞 2021年度全国地方卸売市場青果取扱高調査 (PDF)
- ^ 2021年12月9日 食品市場新聞 来年1月に体制を移行 (PDF)
- ^ “冨本耕一像銘文”. 2023年10月7日閲覧。
- ^ 2011年9月4日 山陽新聞 バナナ追熟設備増強 (PDF)
- ^ 2021年12月9日 食品市場新聞 近郷産地からの集荷強化 (PDF)
- ^ 2018年2月19日 農経新聞 新カット工場が完成 (PDF)
- ^ 2020年4月24日 日刊食品速報 (PDF)
- ^ 2021年12月9日 食品市場新聞 来年1月に体制を移行 (PDF)
- ^ 2009年3月19日 農経新聞 流通業者が需給調整 (PDF)
- ^ 2010年11月25日 山陽新聞 おかやまIT経営力大賞 (PDF)
- ^ 2010年3月7日 農経新聞 国産野菜の業務対応促進 (PDF)
- ^ 2011年5月24日 日本経済新聞 キグチテクに大賞 (PDF)
- ^ 2013年11月21日 山陽新聞 おかやまIT経営力大賞 (PDF)
- ^ 2017年6月26日 農経新聞 倉敷青果荷受組合が選出 (PDF)