依布サラサ
依布サラサ | |
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生誕 | 1983年12月22日(40歳) |
出身地 | 東京都 |
ジャンル | J-POP |
職業 |
歌手 作詞家 ラジオパーソナリティ |
担当楽器 |
ボーカル アコースティックギター |
活動期間 | 2006年 - |
レーベル | キューンミュージック(2007年 - ) |
事務所 | ソニー・ミュージックアーティスツ( - 2022年) |
共同作業者 | 松田岳二 |
公式サイト | http://www.ifusarasa.com/ |
依布サラサ(いふ サラサ 1983年12月22日 - )は、日本の女性歌手。再婚前の本名および出生名は井上 ニサ(いのうえ にさ)[1]。東京都出身で、現在は福岡県在住(後述)。旧所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツ。所属レーベルはキューンミュージック。
人物
父はシンガーソングライターの井上陽水。母は歌手の石川セリ。他に兄と妹がいる。また、叔母は歌手のROMY(石川ひろみ)。
芸名の由来は、幼い頃に妹と「こんな名前がよかった」という名前を列挙した中に「サラサ」という名前があり、「もしも(英語で「if」→依布)、自分がサラサだったら」という意味から、語感を重視して付けている[2]。サリーで使用される高級布生地(更紗)にも由来しており、「依布」の漢字も衣服をイメージして付けている[2]。
最終学歴は青山学院女子短期大学卒[3]。
2010年、シングルマザーで7歳(当時)の娘が1人いる[5]ことを明かした。その娘の子育てを理由に、2011年後半より父の故郷である福岡に移り住み[6]、活動を続けている。
2013年9月に再婚し、2015年7月27日、第2子となる女児を出産[7]。
2022年3月31日をもってソニー・ミュージックアーティスツとの契約を満了[8]。
猫を3匹飼っている。
活動
作詞は全て自らが行う。作詞は学生時代から行っており、歌手デビュー前より作詞家として活動している。他アーティストへの作詞も行っている。作詞に開眼したきっかけは、父である井上陽水と作詞に関して語り合い、その延長で楽曲「長い猫」の制作に関わったことによる[9]。
楽曲はNEIL&IRAIZAおよびCUBISMO GRAFICOのフロントマンである松田岳二がプロデュースを手掛ける。過去にはTahiti 80のボーカルであるグザヴィエ・ボワイエも楽曲に参加している。ライブでは主にアコースティックギターの弾き語り演奏を行う。
2009年からは音楽活動以外にもテレビ番組の出演を行うなど、活動の幅を広げている。前述の福岡移住後は九州朝日放送の新出演者発掘企画「KBCスーパーオーディション」に挑戦、合格し、2012年春より同局の番組に出演している。
略歴
- 1992年
- 2006年
- 2007年
- 3月、Sony Records SDオーディションの作詞家部門に匿名で応募。これが歌手デビューのきっかけとなる。
- 12月5日、シングル「カリキュラム」で歌手デビュー。
- 2009年
- 2012年
- 4月、KBCでのレギュラー2本決定。
ディスコグラフィー
詳細は各作品の項目を参照。
シングル
枚 | 発売日 | タイトル |
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1st | 2007年12月5日 | カリキュラム |
2nd | 2008年3月19日 | 瞳孔ソナー |
3rd | 2008年5月28日 | カラクリカラフルビジョン |
4th | 2009年12月16日 | 黄昏ムーン/夜空のおりがみ |
5th | 2013年7月31日 | キャッホー |
配信 | 2013年12月25日 | 別れ際のあと5分 |
6th | 2016年9月10日 | 夢の中へ |
参加作品
- 山沢大洋『music tree』(2008年1月23日)
- M-7「Baseball Life」作詞・ボーカル参加
- 『One by One kzk soundtrack from adidas Originals by Originals』(2009年2月25日)
- M-5「3 SoundS」作詞・ボーカル参加
- Rie fu『at rie sessions』
- M-4「STAR」Rie fu、娘とコラボ参加
作詞提供
- 井上陽水「長い猫」(2006年)
- Salyu「マハラジャの夜」(2006年)
- SS501「NO EXIT DAYS」(2007年)
- 押谷沙樹「願い空」(2007年)
- Rie fu「dark memory」(2009年)
- 福島和可菜「スノーランド~白い花火~」(2010年)
- SCANDAL「放課後1H」(2010年)※メンバーのTOMOMIと共作。
タイアップ
曲名 | タイアップ |
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夢の中へ | とんかつ専門店「濱かつ」CMソング(福岡、長崎、熊本限定)[10] |
メディア
ラジオ
- ガブリナ(KBCラジオ(九州朝日放送) 水、木曜日)
- サラサラWORD FACTORY(2008年4月3日 - 2009年3月26日、NACK5) - レギュラー
- 依布サラサのFM ROCK KIDS(2008年4月5日 - 6月28日、AIR-G') - レギュラー
- ArtRandom Theatre(2009年4月1日 - 、Brandnew J、『Brandnew-J Café Bonjour!』内放送)
- GOLDEN 4 EGGS 〜依布サラサ STAR of WONDERLAND〜(2010年4月7日 - 2017年3月(終了)、NACK5) - パーソナリティー
- NACK5 開局23周年記念番組 GOLDEN 4 EGGS PLUS(2011年10月30日 、NACK5) - メインパーソナリティーとして武川アイ、甲斐名都、谷村詩織と共演。
- 9ヂカラ(2012年4月 - 2016年、KBCラジオ) - 金曜日担当パーソナリティー[11]
- 音楽の時間(2013年4月 - 2020年3月29日 KBCラジオ)メインパーソナリティ
- 依布サラサの九州場所!よかトピアラジオ(2024年10月2日 - 放送中 LOVE FM)メインパーソナリティ
テレビ
- saku saku(tvk、2007年12月、2009年12月)
- Jブンガク(NHK教育テレビ、2009年3月30日 - 2010年3月26日)
- MUSIC EXPRESS from Break -Tokyo Station-(MUSIC ON! TV、2009年4月5日 - ) - ナビゲーター出演
- 秘密結社鷹の爪 カウントダウン(テレビ朝日、2009年12月8日、22日) - 声優として声のみの出演
- タモリ倶楽部(テレビ朝日) - 不定期出演
- サワダデース(KBC、2012年4月 - ) - コーナー担当レギュラー
- 気ままにLB(KBC、2012年4月 - 2013年3月30日) - レポーター
- 週末まるごと!よくばりミルキィ(KBC、2013年4月 - 不明) - MC
CM
- とんかつ専門店 濱かつ(2016年、福岡、長崎、熊本限定)[10]
新聞
- 依布サラサ 父への感謝の手紙(朝日新聞、2010年12月7日)
PV
Cubismo Grafico Five/Chukit
出典
- ^ 2009年9月29日放送『森田一義アワー 笑っていいとも!』出演時のプロフィール紹介 より
- ^ a b atsuo watanabe. “honeyee.com|Web Magazine「ハニカム」 THINK PIECE 依布サラサ × 倉石一樹”. honeyee.com. 2009年4月12日閲覧。
- ^ テレビ朝日『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』、2012年5月14日。
- ^ tvk『saku saku』、2007年12月20日。
- ^ 2010年1月19日放送日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』
- ^ お知らせ:依布サラサofficial blog - スタ☆ブロ -
- ^ “井上陽水の娘・依布サラサが第2子女児出産「嬉しくて涙」”. ORICON STYLE (2015年7月29日). 2015年7月29日閲覧。
- ^ “井上陽水の長女・依布サラサ、所属事務所と契約満了を報告 福岡拠点に活動「今後もさらに自由に」”. ORICON NEWS (オリコン). (2022年4月21日) 2023年2月21日閲覧。
- ^ “依布サラサ 札幌駅周辺の情報を提供するポータルサイト「サツエキ.jp」”. サツエキ.jp. 2009年4月12日閲覧。
- ^ a b “依布サラサが父・井上陽水の「夢の中へ」をボサノバカバー”. 音楽ナタリー. (2016年9月9日) 2016年9月9日閲覧。
- ^ 2012年4月 - 2013年3月は水曜日
外部リンク
- 依布サラサ official site(Sony Musicによる公式サイト) - ウェイバックマシン(2019年7月15日アーカイブ分)
- 依布サラサ・NISA (@nisarasa_wonka) - X(旧Twitter)
- 依布サラサ (@sarasaifu) - Instagram
- 依布サラサ オフィシャルブログ「長い猫と不思議な毎日」 - Ameba Blog