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佐賀市立小中一貫校芙蓉校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐賀市立小中一貫校芙蓉校
芙蓉校
地図北緯33度15分01秒 東経130度21分53秒 / 北緯33.250281度 東経130.364793度 / 33.250281; 130.364793座標: 北緯33度15分01秒 東経130度21分53秒 / 北緯33.250281度 東経130.364793度 / 33.250281; 130.364793
過去の名称 蓮池小学校
育英小学校
見島小学校
芙蓉小学校
芙蓉尋常高等小学校
芙蓉国民学校
蓮池町立芙蓉小中学校
佐賀市立芙蓉小中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 佐賀市
校訓 蘊真(うんしん)
設立年月日 2006年4月1日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード C141220100089 ウィキデータを編集(中学校)
B141220100161 ウィキデータを編集(小学校)
所在地 840-0004
佐賀県佐賀市蓮池町大字小松1000番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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佐賀市立小中一貫校芙蓉校(さがしりつ しょうちゅういっかんこう ふようこう)は、佐賀県佐賀市蓮池町大字小松にある小中一貫市立小学校中学校

概要

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歴史
小学校は1874年明治7年)、中学校は1947年昭和22年)に創立。2006年平成18年)に小中一貫教育を開始。
校名「芙蓉」の由来
芙蓉(フヨウ)の名がついたのは、1882年(明治15年)。芙蓉は植物で、の異名である。校地が「池」にあるということで、「芙蓉」と命名されたと言われている[1]1987年(昭和62年)にはフヨウが校花に制定された。
校訓・校是

「蘊真」(うんしん)

「蘊」は「積み重ねること、習うこと」で、「真」は「真理、奥義」。「学問の真髄、真理を尋ね、勉学と鍛錬を怠るな」という旧・蓮池藩第八代藩主、鍋島直與の戒めに由来[1]
校章
  • 小学部 - 旧蓮池藩主・鍋島家の家紋にちなみ、「鍋島杏葉紋」を背景にして、中央に校名の頭文字「芙」の文字を配している。
  • 中学部 - 旧蓮池藩主・鍋島家の家紋にちなみ、「鍋島杏葉紋」を背景にして、中央に「中」の文字を配している。
校歌
  • 小学部 - 1966年(昭和41年)制定。
  • 中学部 - 1963年(昭和38年)制定。
通学区域
佐賀市蓮池町全域[2]

小中一貫教育の概要と背景

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当校の所在する蓮池町(蓮池校区)は佐賀市内でも人口減少率の大きい地域であり、学校自体の維持も懸念される状況にある。小規模校の短所の緩和、また特色づくりなどを目的として、小中一貫教育と特認校制度(佐賀市内は原則校区内通学だが、特認校は市内どこからでも通学可とする制度)を採用した[3][4]

年次別カリキュラムは、4・3・2制を採用している[5]

沿革

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前史
  • 1871年(明治4年)- 旧藩校「成章館」が廃止される[3]
芙蓉小学校
  • 1874年(明治7年)- 学制の頒布により、「蓮池小学校」を創立。後に、「育英小学校」、「見島小学校」と改称[3]
  • 1882年(明治15年)- 「公立中等芙蓉小学校」と改称[3]
  • 1886年(明治19年)- 小学校令施行により、尋常科(4年制)と高等科(4年制)を設置。
  • 1887年(明治20年)- 「四ヶ村(蓮池・境野・千歳・城田)組合立 高等芙蓉小学校」(4年制)が創立。
  • 1888年(明治21年)- 高等科を高等芙蓉小学校[3]に移管し、「尋常芙蓉小学校」と改称。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 神埼郡3村(古賀・見島・小松)と佐賀郡1村(蓮池)の合併で、神崎郡「蓮池村」が発足。
  • 1892年(明治25年)4月 - 「芙蓉尋常小学校」・「四ヶ村組合立 芙蓉高等小学校」に改称。
  • 1908年(明治41年)4月 - 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。
  • 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。芙蓉高等小学校組合の解散により、高等科(2年制)を併置の上、「芙蓉尋常高等小学校」に改称。義務教育年限の延長により、収容児童が増加し、校舎が手狭になったため、校舎を新たに建設[3]
  • 1935年(昭和10年)11月3日 - 蓮池村が町制施行により、「蓮池町」となる。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「蓮池町 芙蓉国民学校」と改称[3]。尋常科を初等科に改める(初等科6年・高等科2年)。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる(六・三制の実施)。
    • 国民学校初等科(6年制)は、新制小学校「蓮池町立芙蓉小学校」に改組・改称。
    • 国民学校高等科(2年制)は青年学校普通科とともに、新制中学校「蓮池町立芙蓉中学校」に改組・改称。小学校に併設される。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 佐賀市との合併により、「佐賀市立芙蓉小学校」に改称[6]
  • 1958年(昭和33年)7月 - プールが完成。
  • 1961年(昭和36年)9月 - 学校給食を開始。
  • 1965年(昭和40年)3月 - 新校舎(第一期工事、西側9教室)が完成。
  • 1966年(昭和41年)
    • 1月 - 新校舎(第二期工事、東側9教室)が完成。
    • 4月 - 校歌を制定。
  • 1968年(昭和43年)
    • 4月 - 管理棟が完成。
    • 5月 - 体育館が完成。
  • 1974年(昭和49年)4月 - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1985年(昭和60年)3月 - 南側校門を移転。
  • 1987年(昭和62年)10月 - クロガネモチを校木に、フヨウを校花に制定。
  • 1988年(昭和63年)- 管理棟を改築。
  • 1993年(平成5年)9月 - 校舎西側の改修工事が完了。
  • 1994年(平成6年)8月 - 校舎東側の改修工事が完了。
  • 1995年(平成7年)
    • 2月 - 新給食棟が完成。
    • 9月 - 中学校と合同で体育大会を開催。
  • 1997年(平成9年)1月 - グラウンドを拡張。
  • 2001年(平成13年)3月 - 小中共用の新体育館が完成。
芙蓉中学校
  • 1947年(昭和22年)
    • 4月1日 - 学制改革により、新制中学校「蓮池町立芙蓉中学校」(3年制)が創立[3]
    • 5月3日 - 開校式を挙行。当初は芙蓉小学校講堂を四分して、中学校教室とする。
  • 1948年(昭和23年)
    • 3月 - 青年学校が廃止される。
    • 4月 - 蓮池町大字小松1006番地に、校地を造成し、独立校舎の建設を開始。
    • 12月 - 独立校舎(第一期工事)が完成。
  • 1949年(昭和24年)3月 - 独立校舎(第二期工事)が完成。
  • 1951年(昭和26年)11月 - 南校舎・図書室・理科室を改修。
  • 1955年(昭和30年)
    • 4月1日 - 佐賀市との合併により、「佐賀市立芙蓉中学校」に改称[6]
    • 12月 - 北正門が完成。
  • 1957年(昭和32年)5月 - 技術室が完成。
  • 1961年(昭和36年)4月 - 音楽室・図書館が完成。
  • 1962年(昭和37年)5月 - 校旗を制定。
  • 1963年(昭和38年)7月 - 校歌を制定。
  • 1966年(昭和41年)12月 - 体育館が完成。
  • 1977年(昭和52年)4月 - 体育館の東側にテニスコートが完成。
  • 1988年(昭和63年)5月 - 部室が完成。
  • 1995年(平成7年)4月 - 給食棟(ランチハウス)が完成。
  • 1997年(平成9年)3月 - 新校舎が完成。
  • 1999年(平成11年)11月 - 50周年記念式典を挙行。
  • 2001年(平成13年)3月 - 小中共用の新体育館が完成。
小中一貫校
  • 2006年(平成18年)
    • 3月 - 小中の職員室を統合。
    • 4月1日 - 「佐賀市立小中一貫校芙蓉校」(現校名)と改称。引き続き旧小・中の校舎を使用[3]
  • 2009年(平成21年)9月 - 校舎を改築・統合[3]。校舎一体型の小中一貫教育を開始。
  • 2011年(平成23年)9月 - 芙蓉ゆめ広場が完成。

交通

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最寄りの鉄道駅
最寄りのバス停留所
最寄りの幹線道路

周辺

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  • 佐賀市立蓮池公民館
  • NTT西日本蓮池電話交換所
  • 蓮池郵便局
  • 中地江川

脚注

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  1. ^ a b 学校長あいさつ - 佐賀市立小中一貫校芙蓉校ウェブサイト
  2. ^ 佐賀市立小・中学校通学区域一覧”. 佐賀市ウェブサイト. 佐賀市. 2024年8月25日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j 学校沿革」、佐賀市立小中一貫校芙蓉校、2018年6月29日閲覧。
  4. ^ 「本会議 平成29年2月定例会 3月7日-04号 会議録」、江頭弘美議員および東島正明教育長の発言より。佐賀市議会 会議録検索システム より検索、2018年6月29日閲覧。
  5. ^ Curriculum 4・2・3 型 佐賀県佐賀市立芙蓉(ふよう)中学校(芙蓉小学校)」、ベネッセ教育総合研究所、『VIEW21』中学版、2007年4月号、p.17。
  6. ^ a b この時、蓮池町の4地区(用作、小鹿、小森田、柴尾)は分村により、神崎郡千代田村となり、それ以外の地区が佐賀市となった。

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯33度15分1.012秒 東経130度21分53.255秒