佐藤雅子 (エッセイスト)
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佐藤 雅子(さとう まさこ、1909年(明治42年) - 1977年(昭和52年)2月28日[1])は、日本の料理研究家、エッセイスト。
1909年(明治42年)、東京・小石川生まれ[2]。父は海軍軍人の竹内寛(最終階級は海軍少将)。
東京府立第二高等女学校(現在の東京都立竹早高等学校)を卒業。1931年(昭和6年)、内務官僚であった佐藤達夫(のち法制局長官、人事院総裁)と結婚。
昭和40年代から50年代にかけて、主婦業のかたわら、雑誌「ミセス」でモデルとなるとともに、料理や四季折々の暮らしを紹介、また講演活動も行った。「カリスマ主婦」のはしりとも評される[2]。著述の内容は、生家や婚家で伝えられた日本式・西洋式の料理のレシピや、家事の工夫や知恵、家族との思い出など多岐にわたる。
多趣味でもあり、彫金、木彫などは「しろうとの域を脱する」腕前であったという[1]。
没後40年以上経った2016年6月27日、NHKテレビ「グレーテルのかまど」で元祖カリスマ主婦としてその暮らしぶりが紹介され、著書から「夏みかんプディング」と「夏みかんマーマレード」のレシピが再現された[3][4]。
著書
[編集]- 『私の保存食ノート』(文化出版局、1971年) ISBN 978-4579203574
- 『私の洋風料理ノート』(文化出版局、1973年) ISBN 978-4835449159
- 『季節のうた』(文化出版局、1976年) ISBN 978-4579303915
- (河出書房新社〔河出文庫〕、2014年) ISBN 978-4309412917
親族
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “季節のうた / 佐藤 雅子【著】”. 紀伊國屋書店. 2015年7月21日閲覧。
- ^ a b “佐藤 雅子”. 河出書房新社. 2015年7月21日閲覧。
- ^ “元祖カリスマ主婦の夏みかんプディング”. グレーテルのかまど. レシピ. NHK (2016年6月27日). 2020年11月6日閲覧。
- ^ 文化出版局 書籍課 (2016年6月23日). “好評既刊&テレビ番組のご案内 *6/27放送*”. facebook. 2020年11月6日閲覧。