佐藤至子
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佐藤 至子(さとう ゆきこ、1972年2月29日[1] - )は、日本の近世文学研究者、東京大学教授。
略歴
[編集]千葉県生まれ。 1994年お茶の水女子大学文教育学部国文学科卒業。 1997年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。 2000年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。「合巻の研究」で博士(文学)[2]。2001年、「趣向としての当世風景-文政期合巻の一面」などの一連の研究で日本古典文学会賞受賞[3]。 2000年椙山女学園大学人間関係学部専任講師、 2003年助教授[4]。2007年日本大学文理学部准教授、 2013年同教授。 2018年東京大学人文社会系研究科准教授[5]、2023年同教授。
著書
[編集]- 『江戸の絵入小説 合巻の世界』ぺりかん社 2001
- 『山東京伝 滑稽洒落第一の作者』ミネルヴァ書房 ミネルヴァ日本評伝選 2009
- 『妖術使いの物語』国書刊行会 2009
- 『江戸の出版統制 弾圧に翻弄された戯作者たち』吉川弘文館・歴史文化ライブラリー、2017
- 『蔦屋重三郎の時代 狂歌・戯作・浮世絵の12人』角川ソフィア文庫、2024