佐藤東洋麿
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佐藤 東洋麿(さとう とよまろ、1939年(昭和14年)2月16日 -2021年(令和3年)7月20日)は、日本のフランス文学者、横浜国立大学名誉教授。
来歴
[編集]満洲・瀋陽生まれ。1960年、東京大学文学部フランス文学科在学中に『ポアロの微笑 A・クリスティについて』で宝石評論賞選外佳作。1967年、フランス政府招聘留学生としてニース大学に学ぶ。1968年、同大学院博士課程単位取得退学、東大文学部助手、1970年横浜国立大学教育学部専任講師、1971年助教授、1988年教授。2004年定年退官、名誉教授。2004年から2009年まで帝京平成大学情報学部教授を務める。2018年秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章[1]。
著書など
[編集]共著
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[編集]- 『フランス語動詞活用辞典』 現代出版、1983
翻訳
[編集]- クロード・モーリャック 『現代の反文学』 小海永二・玉井友希夫共訳 山梨シルクセンター出版部 サンリオ選書、1971
- 『ナルシスの変貌 ダリ芸術論集』 小海永二共訳 国文社、1971。土曜美術社、1991
- ドミニック・ランセ 『十九世紀フランス詩』 阿部良雄共訳 白水社・文庫クセジュ、1979
- アンドレ・バザン 『残酷の映画の源流』 西村幸子共訳 新樹社、2003
参考
[編集]- 『現代日本人名録』2002年
脚注
[編集]- ^ “平成30年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 10 (2018年11月). 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月25日閲覧。