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佐藤文香 (社会学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐藤 文香(さとう ふみか、1972年[1][2] - )は、日本社会学者一橋大学大学院社会学研究科教授。専門はジェンダー研究。第6回女性学研究国際奨励賞受賞。

略歴

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慶應義塾大学環境情報学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科より博士(学術)の学位を取得。日本学術振興会特別研究員ハーバード燕京研究所客員研究員などを経て、2015年より現職。2006年国際女性学会第6回女性学研究国際奨励賞受賞[1]。2023年5月[3]、著書『女性兵士という難問 ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』で、第15回昭和女子大学女性文化研究賞(坂東眞理子基金)を受賞した[4][5]

学歴

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職歴

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著書

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単著

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  • 『軍事組織とジェンダー 自衛隊の女性たち』慶應義塾大学出版会、2004年12月20日。ISBN 978-4-7664-1125-6 
  • 『女性兵士という難問 ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』慶應義塾大学出版会、2022年7月20日。ISBN 978-4-7664-2835-3 (電子版あり) - 第15回昭和女子大学女性文化研究賞(坂東眞理子基金)を受賞した[5]

訳著

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監訳

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  • メアリー・ルイーズ・ロバーツ 著、西川美樹 訳『 [兵士とセックス 第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか?]』明石書店、2015年8月31日。ISBN 9784750342344 
  • シンシア・エンロー『 [〈家父長制〉は無敵じゃない 日常からさぐるフェミニストの国際政治]』岩波書店、2020年10月16日。ISBN 9784000614252 

共著

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  • 『挑戦するフェミニズム――ネオリベラリズムとグローバリゼーションを超えて』(有斐閣、2024年、他著者:江原由美子, 上野千鶴子, 足立眞理子, 伊田久美子, 岡野八代, 大沢真理, 山根純佳, 阿部彩, 金井郁, 佐藤文香, 児玉谷レミ, 三浦まり、担当:「第9章 フェミニズムと戦争・軍隊――21世紀の新たな難問」)

監修

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  • 一橋大学社会学部佐藤文香ゼミ生一同『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた あなたがあなたらしくいられるための29問』明石書店、2019年6月21日。ISBN 9784750348520 (電子版あり)

脚注

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  1. ^ a b 教員紹介”. 一橋大学 大学院社会学研究科・社会学部. 2024年11月23日閲覧。
  2. ^ 『策略 女性を軍事化する国際政治』(岩波書店、2006年)
  3. ^ 第15回昭和女子大学女性文化研究賞:候補作公募のお知らせ”. 昭和女子大学 女性文化研究所 (2022年11月1日). 2024年11月23日閲覧。
  4. ^ 第15回昭和女子大学女性文化研究賞・同研究奨励賞受賞作発表”. 昭和女子大学 女性文化研究所 (2023年5月1日). 2024年11月23日閲覧。
  5. ^ a b 女性兵士という難問”. 慶應義塾大学出版会. 2024年11月23日閲覧。

外部リンク

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