佐藤博信
表示
佐藤 博信(さとう ひろのぶ、1946年 - )は、日本の歴史学者、千葉大学名誉教授。中世東国史を専門とする。
来歴
[編集]新潟県新発田市生まれ。1965年、鎌倉学園高等学校卒業。1969年、早稲田大学第一文学部史学科卒業。同大学院博士課程満期退学。1991年、「古河公方足利氏の研究」で早稲田大学文学博士[1]。1980年、千葉大学人文学部助教授、教授。2012年、定年退任、名誉教授[2]。
著書
[編集]- 『古河公方文書目録稿』私家版、1971
- 『古河公方足利氏の研究』校倉書房 歴史科学叢書、 1989
- 『中世東国の支配構造』思文閣史学叢書、 1989
- 『続・中世東国の支配構造』思文閣史学叢書 、1996
- 『江戸湾をめぐる中世』思文閣出版、 2000
- 『中世東国日蓮宗寺院の研究』東京大学出版会、 2003
- 『越後中世史の世界』岩田書院 岩田選書「地域の中世」、 2006
- 『中世東国足利・北条氏の研究』岩田書院、 2006 中世史研究叢書
- 『中世東国政治史論』塙書房、 2006
- 『安房妙本寺日我一代記』思文閣出版、 2007
- 『中世東国の権力と構造』校倉書房、2013
共編著
[編集]- 『相州玉縄城主玉縄北条氏文書集』編著 後北条氏研究会 1973 研究資料
- 『足利成氏文書集 古河公方初代』編著 後北条氏研究会 1976 「研究史料」外篇
- 『足利高基・晴氏文書集 古河公方三代・四代』編著 後北条氏研究会 1977 「研究史料」外篇
- 『戰國遺文 古河公方編』東京堂出版 2006
- 『中世東国の政治構造 中世東国論 上』岩田書院 2007
- 『中世東国の社会構造 中世東国論 下』岩田書院 2007
- 『中世下野の権力と社会 中世東国論 3』荒川善夫、松本一夫共編 岩田書院 2009
- 『戰國遺文 房総編』第1-3巻 黒田基樹、滝川恒昭、盛本昌広共編 東京堂出版 2010-12
- 『中世房総と東国社会 中世東国論 4』岩田書院 2012
- 『関東足利氏と東国社会 中世東国論 5』岩田書院 2012
出典・脚注
[編集]- ^ “古河公方足利氏の研究 佐藤博信”. 国立国会図書館. 2012年10月23日閲覧。
- ^ 千葉大学 名誉教授一覧
外部リンク
[編集]- 戦國遺文 房総編〈第2巻〉天文八年(七二二号)‐天正元年(一四六〇号) - 紀伊国屋書店BookWeb
参考文献
[編集]- 菅原憲二「佐藤博信先生を送る」(『千葉大学人文研究』41号、2012年) NAID 40019265032