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佐藤信弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐藤信弘(さとう のぶひろ、1936年9月23日[1]- )は、日本の歌人

人物・来歴

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東京府(現豊島区)生まれ。実家は真言宗寺院。1960年学習院大学経済学部卒。1959年、加藤克巳の主宰する『近代』に入会。伊勢丹百貨店に入社し、定年となる1996年まで勤める。63年、加藤が『近代』を終刊して新たに『個性』を創刊し、佐藤も属する。93年、沖ななもと『詞法』を創刊。98年、脳梗塞で倒れ、闘病生活に入る。2004年『個性』が終刊する。同時に沖が『詞法』を改名して『熾』を創刊し、佐藤も属する。作風は超難解で「実験的前衛モダニズム短歌とでもいうべき孤高の姿をしている」と評されている[2]

著書

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  • 『具体 佐藤信弘作品集』(短歌新聞社、1968年)
  • 『海胆と星雲』(短歌新聞社、1973年)
  • 制多迦童子の収穫』(青和工房、1974年)、
  • 『加藤克巳の世界』潮汐社, 1976
  • 『こけらぶきのけしき 佐藤信弘作品集』(個性叢書 風心社, 1988.1
  • 『鼬の天 「具体」から「ゲルニカ」まで』風心社, 1993.1
  • 『昼煙火 古賀春江の景』(個性叢書)短歌新聞社, 1993.6

脚注

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  1. ^ 『文藝年鑑』2014
  2. ^ [古賀春江資料室]