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佐藤ゆき乃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐藤ゆき乃
誕生 1998年????
日本の旗 日本岩手県二戸市
職業 小説家エッセイスト
言語 日本語
活動期間 2023年 -
ジャンル 小説エッセイ
代表作 『ビボう六』(2023年)
主な受賞歴

第3回京都文学賞一般部門最優秀賞

岩手・宮城・福島MIRAI文学賞2022
ウィキポータル 文学
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佐藤 ゆき乃(さとう ゆきの、1998年 - )は日本の小説家エッセイスト岩手県二戸郡浄法寺町(現二戸市)出身。岩手県滝沢市在住。

経歴

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岩手県立盛岡第三高等学校立命館大学文学部卒業。

地域のスポーツ少年団でサッカーをやっていたことから、高校ではサッカー部のマネージャーとして活動していたが、学業成績不振から当時の担任に「忙しい運動部を辞めて、活動が週2回の文藝部に転部しろ」と半ば強制的に移籍し、文藝活動を始める。[1]

移籍直後の高校2年在学時に書いた短歌で第30回全国高等学校文芸コンクールの優秀賞を受賞[2](同年、同校の文芸部誌「黎15号」は全国最優秀賞(文部科学大臣賞)受賞)[2]、翌第31回同コンクールでは、小説部門に出品した「うるわしの里」[3]で最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞[4](同校同学年2名が優良賞を受賞している)。更に同年に書いた他タイトル小説1編、文芸評論、随筆、詩、短歌、俳句等を収めた「黎16号」は同コンクールで優秀賞を受賞[4]している。

立命館大学進学後は、学生劇団「月光斜」に所属・活動し、オリジナル脚本である「ファンタジア」「落涙サーカス」のファンタジー作品2本が上演作に採用された。予期せぬ夏卒業となったことから、学生時代を過ごした街を自分の言葉で残したい、あわよくば賞金が欲しい[5]と思い立ち、第3回京都文学賞応募作「備忘六」を書き上げる[6]

最優秀賞を受賞した同作は、当初、協力各社からのオファーが無かったらしく、危うく同賞最優秀賞受賞作初の未出版になるかと思われたが、「小さなミシマ社」レーベルから「ビボう六」のタイトルで出版され[7]、重版もされた。

出版作改稿作業に入るまでの間に書きあげた、「ながれる」[8]にて、岩手・宮城・福島MIRAI文学賞最優秀賞を受賞している[9]


出典

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  1. ^ この世がでっかい競馬場すぎる”. みんなのミシマガジン. 2024年9月15日閲覧。
  2. ^ a b 鵬 同窓会報2016”. 岩手県立盛岡第三高等学校同窓会事務局. 2024年9月15日閲覧。
  3. ^ 小説「うるわしの里」 | うるしの國・浄法寺”. urushi-joboji.com. 2024年9月15日閲覧。
  4. ^ a b 鵬 同窓会報2017”. 岩手県盛岡第三高等学校同窓会事務局. 2024年9月15日閲覧。
  5. ^ この世がでっかい競馬場すぎる”. みんなのミシマガジン. 2024年9月15日閲覧。
  6. ^ 京都文学賞”. kyotobungakusyo.com. 2024年9月13日閲覧。
  7. ^ ビボう六 | 書籍 | ミシマ社”. 2024年9月13日閲覧。
  8. ^ Award, MIRAI Literary・Video. “岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞”. 岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞. 2024年9月15日閲覧。
  9. ^ Award, MIRAI Literary・Video. “岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞”. 岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞. 2024年9月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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https://x.com/ykn_47 -X(旧Twitter)