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君臣佐使

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐薬から転送)

君臣佐使(くんしんさし)とは、漢方医学または本草学生薬をその役割から4つに分類する考え方[1]

概説

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漢方薬に配合された生薬を、それぞれの役割から君薬(くんやく)、臣薬(しんやく)、佐薬(さやく)、使薬(しやく)の4つに分類する。

  • 君薬:作用の中心的役割を果たす
  • 臣薬:君薬に次いで重要な作用を果たす
  • 佐薬:合併症を治療したり、君薬の毒性を抑えたりすることで、君薬を助ける役割を果たす[2]
  • 使薬:君薬、臣薬、佐薬の作用を調和するなど補助的役割を果たす[2]

参考文献

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  1. ^ 君臣佐使”. 薬学用語解説. 日本薬学会. 2023年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月4日閲覧。
  2. ^ a b 生薬学・天然物化学』Masayuki Yoshikawa, 吉川雅之、Kagakudōjin、Kyōto、2012年。ISBN 4-7598-1274-1OCLC 836383515https://www.worldcat.org/oclc/836383515