佐田岬亀ヶ池温泉
佐田岬亀ヶ池温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 |
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座標 | 北緯33度27分54.7秒 東経132度16分51.3秒 / 北緯33.465194度 東経132.280917度座標: 北緯33度27分54.7秒 東経132度16分51.3秒 / 北緯33.465194度 東経132.280917度 |
交通 | 車:佐田岬半島を東西に走る国道197号の平石峠から分かれてミカン畑の続く南斜面を約2分下った場所(伊方町二見)に位置 |
泉質 | 塩化物泉(ナトリウム) |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
佐田岬亀ヶ池温泉(さだみさきかめがいけおんせん)は、愛媛県(旧国伊予国)西宇和郡伊方町にある温泉。温泉施設として「伊方町健康交流施設 亀ヶ池温泉」があったが、2021年(令和3年)8月に落雷による火災に遭い、2024年(令和6年)2月1日に「伊方町健康交流施設 佐田岬亀ヶ池温泉」として全面再開した[1]。
泉質
[編集]- ナトリウム塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
温泉地
[編集]伊方町営の共同浴場と交流・健康福祉の複合施設である「伊方町健康交流施設 佐田岬亀ヶ池温泉」が存在する[2]。2007年オープンの改修前施設はRC造一部木造平屋建だったが、2024年2月にオープンしたリニューアル施設は木造一部鉄骨造平屋建となった[2]。足湯、物販スペース「風の杜マルシェ」、多目的スペース、リラクゼーションスペース、キッズスペース、フリースペース、レストラン「Dining 海」に加え、リニューアル後はRVパーク、簡易宿泊のための宿泊施設「亀乃湯別邸」、ラウンジ、芝生広場などが追加された[2]。
隣接地には亀ヶ池農村公園があり、一帯は新たな観光交流の場となっている。
歴史
[編集]伊方町が2003年(平成15年)8月から温泉掘削工事を行い、同年11月に温泉が湧出した[3]。その後、約8億円を投じて町営の共同浴場と交流・健康福祉の複合施設「伊方町健康交流施設 亀ヶ池温泉」を2007年8月にオープンさせた。なお、町が健康交流施設を建設・開館するまでは、主として地元客向けに隣接地に仮設の共同浴場が設置されていた(2004年(平成16年)11月から開館まで)。
2021年(令和3年)8月19日午前2時3分頃、落雷(推定)により出火し、全体の65.57%を焼失(半焼)した[4]。被害範囲のうち本館は全焼したため、2021年11月15日まで本館の解体工事が行われ、2021年度内に仮設工事を終え仮営業を始めた[5]。
伊方町は2022年9月に工事業者と契約して仮営業を続けながら工事に着手し、2023年夏までに本館を再建して全面営業を再開するとした[6]。
2024年(令和6年)2月1日、「伊方町健康交流施設 佐田岬亀ヶ池温泉」の名で全面再開した[7]。
アクセス
[編集]出典
[編集]- ^ “広報まつやま 2024年2月1日号”. 松山市 (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。
- ^ a b c “伊方町健康交流施設 佐田岬亀ヶ池温泉 概要”. 伊方町. 2024年2月1日閲覧。
- ^ “広報伊方町No.499”. 伊方町 (2003年12月1日). 2024年2月8日閲覧。
- ^ “亀ヶ池温泉建物火災の状況について”. 愛媛県伊方町. 2021年10月6日閲覧。
- ^ “亀ケ池温泉、年度内の仮営業目指す 伊方町の再建検討委”. 愛媛新聞 (2021年10月6日). 2021年10月6日閲覧。
- ^ “亀ケ池温泉、23年夏に全面営業再開へ 伊方町が計画説明”. 愛媛新聞 (2022年6月15日). 2022年6月15日閲覧。
- ^ “伊方の亀ケ池温泉、2年半ぶりに全面再開 雷による火災乗り越え”. 愛媛新聞 (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。