佐々木融
佐々木 融(ささき とおる、1967年11月20日[1] - )は、株式会社ふくおかフィナンシャルグループチーフ・ストラテジスト。
人物・経歴
[編集]神奈川県出身[1]。ふくおかFG チーフ・ストラテジスト。県立希望ヶ丘高校卒業。1992年、上智大学外国語学部英語学科卒業後、日本銀行入行[2]。調査統計局、札幌支店を経て1994年から1997年まで国際局(当時)為替課に配属、市場調査・分析を担当した他、為替市場介入も担当。1998年から2000年まで考査局で実地考査および銀行の財務内容の分析を担当。2000年7月からニューヨーク事務所に配属され、NY連邦準備銀行等米国当局と情報交換を行いつつ、外国為替市場を含めたNY市場全般の情報収集・調査・分析を担当。
2003年4月、JPモルガン・チェース銀行入行、チーフFXストラテジスト[2]。2009年6月、同行債券為替調査部長。2010年5月、同行マネジング・ディレクター[2]。2015年6月市場調査本部長[3]。
2023年12月より現職[4]。ふくおかFGのホームページによると、「最近、SNS において FFG や FFG のグループ会社および役職員を騙った不審な投資勧誘、不審なサイトが確認されています」として、同氏を騙るX(旧Twitter)アカウントをあげて注意喚起している[5]。
日本証券アナリスト検定協会会員。
日経ヴェリタス為替アナリストランキング、2016年及び2018年〜2021年まで4年連続1位。インスティテューショナル・インベスターズ誌日本為替アナリストランキング、2019年、2020年1位。[6]金融専門誌J-Money(旧・ユーロマネー誌日本語版)・ファンダメンタルズ分析部門1位(2011年10月)。[1][2]
コラム:『なぜドル円だけが3桁なのか』2017年6月20日[7]
コラム:『円急落、「安全通貨」の機能終えんか』2020年2月21日[8]
コラム:『円安は誰にとってプラスなのか』2021年11月5日[9]
インタビュー:『失敗し始めた社会主義国・日本』2022年2月25日[10]
インタビュー:『円安は本当に日本人にとってプラスなのか』2022年4月4日[11]
コラム:『本当の円安危機、1000兆円の家計が外貨買いに走る時に到来か』2022年4月22日[12]
コラム:『巨額の個人金融資産が日本から逃げ出すとき』2022年5月16日[13]
コラム:『サプライズ好き日本銀行が理解していない問題』2023年1月2日[14]
コラム:『円の通貨危機が静かに進んでいる警戒すべき実態』2023年6月9日[15]
コラム:『「動かない日銀」と「止まらない主要中銀」、今年後半に円下落加速か』2023年6月19日[16]
インタビュー:『円安まだ終わりではない-為替予想で最も正確だったJPモルガン佐々木氏』2023年9月7日[17]
コラム:『来年も4年連続のドル高・円安か、「地政学リスクで円売り」に構造変化』2023年10月28日[18]
コラム:『円高時代の終焉、円を弱くした3つの現象と6つの出来事』2024年6月23日[19]
著書
[編集]脚注
[編集]
- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.220
- ^ a b c 佐々木 融 JPモルガン・チェース銀行債券為替調査部長 東洋経済オンライン 2018年7月9日閲覧
- ^ “日本証券アナリスト協会”. 2022年11月28日閲覧。
- ^ “佐々木 融 | 著者ページ”. 東洋経済オンライン. 2024年5月15日閲覧。
- ^ “FFG や FFG のグループ会社および役職員を騙った投資勧誘にご注意ください”. 2024年5月15日閲覧。
- ^ “日本証券アナリスト協会”. 2022年11月28日閲覧。
- ^ “ロイター”. 2017年6月20日閲覧。
- ^ “ロイター”. 2020年2月21日閲覧。
- ^ “東洋経済オンライン”. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “東洋経済オンライン”. 2022年2月25日閲覧。
- ^ “東洋経済オンライン”. 2022年4月4日閲覧。
- ^ “ロイター”. 2022年4月22日閲覧。
- ^ “東洋経済オンライン”. 2022年5月16日閲覧。
- ^ “東洋経済オンライン”. 2023年1月2日閲覧。
- ^ “東洋経済オンライン”. 2023年6月9日閲覧。
- ^ “ロイター”. 2023年6月19日閲覧。
- ^ “円安はまだ終わりではない”. Bloomberg. 2023年9月7日閲覧。
- ^ “ロイター”. ロイター. 2023年10月28日閲覧。
- ^ “ロイター”. ロイター. 2024年6月23日閲覧。