佐々木義登
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佐々木 義登(ささき よしと、1966年 ‐ )は、日本の作家、国文学者。徳島県出身。二松学舎大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。文学博士。四国大学文学部日本文学科教授[1]。
経歴
[編集]徳島県立城ノ内高等学校を経て、1991年二松学舎大学文学部国文学科卒業。啓明書房勤務を経て、2004年に二松學舍大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。
2007年、小説「青空クライシス」にて第14回三田文学新人賞受賞。[2]
2011年、二松学舎大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了、四国大学専任講師。2017年、四国大学教授。[3]
2014年、第6回とくしま芸術文化奨励賞受賞。[4]
2017年、徳島文学協会を創設。翌年、文芸誌『徳島文學』を創刊。[5]
2018年、徳島新聞社と徳島文学協会の共催にて、徳島新聞「阿波しらさぎ文学賞」を創設。[6]
2021年、『三田文学』にて「新同人雑誌評」を担当。[7]
審査委員
[編集]作品リスト
[編集]小説
[編集]- 『郷里』(亜紀書房 2018年3月、240ページ)ISBN 978-4-7505-1540-3
- 「青空クライシス」(『三田文学』2007年春季号)
- 「桃」(『三田文学』2007年夏季号)
- 「空に住む木馬」(『月刊国語教育』2010年4月号~8月号)
- 「ナイフ」(『文芸思潮』2010年秋号)
- 「王と詩」(『シコダイVSプロ作家』2016年)
- 「鈴の音」(『三田文学』2017年秋季号)
単行本未収録作品
[編集]- 「隙間」 (『徳島文學』Volume1 2018年5月)ISBN 978-4-9910119-0-0
主な研究論文
[編集]- 「規範の相対化─太宰治『燈籠』論─」(2008『國文學─解釈と教材の研究』第53巻3号)
- 「勇者の条件─太宰治『走れメロス』論─」(2008『二松学舎大学創立130周年記念論集』)
- 「よしもとばなな『みどりのゆび』の語りを読む―揺さぶられる〈私のなかの他者〉」(2011『日本文学』第60巻第8号)
- 「デザインされた美-太宰治『満願』論」(2011、『四国大学紀要』人文社会編第36号)
脚注
[編集]- ^ 佐々木義登. 郷里. 亜紀書房 2018年3月1日閲覧。
- ^ ““三田文学ホームページ” 三田文学会”. 2019年2月10日閲覧。
- ^ ““四国大学ホームページ” 四国大学 教育・研究 教育研究者総覧より”. 2019年2月10日閲覧。
- ^ ““徳島県文化振興財団ホームページ” 公益財団法人徳島県文化振興財団 これまでの受賞者一覧より”. 2019年2月15日閲覧。
- ^ ““徳島文学協会ホームページ” 文芸誌『徳島文學』”. 2018年5月15日閲覧。
- ^ ““徳島新聞ホームページ” 徳島の良さを掌編小説に「阿波しらさぎ文学賞」創設”. 2018年1月14日閲覧。
- ^ “三田文学146号 特集 没後七〇年原民喜”. www.mitabungaku.jp. 2023年2月13日閲覧。
- ^ ““四国大学ホームページ” 四国大学 富士正晴全国高校生文学賞について”. 2019年10月1日閲覧。
- ^ ““徳島県立文学書道館ホームページ” 徳島県立文学書道館”. 2019年2月15日閲覧。
- ^ ““徳島新聞ホームページ” 第3回 徳島新聞 阿波しらさぎ文学賞・審査評”. 2020年8月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- 「青空クライシス」 - 佐々木義登ブログ
- 佐々木義登 (@kurogokegumo) - X(旧Twitter)
- 佐々木義登 (yoshito.sasaki.39) - Facebook