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佐々木義登

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐々木 義登(ささき よしと、1966年 ‐ )は、日本作家国文学者徳島県出身。二松学舎大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。文学博士四国大学文学部日本文学科教授[1]

経歴

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徳島県立城ノ内高等学校を経て、1991年二松学舎大学文学部国文学科卒業。啓明書房勤務を経て、2004年に二松學舍大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。

2007年、小説「青空クライシス」にて第14回三田文学新人賞受賞。[2]

2011年、二松学舎大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了、四国大学専任講師。2017年、四国大学教授。[3]

2014年、第6回とくしま芸術文化奨励賞受賞。[4]

2017年、徳島文学協会を創設。翌年、文芸誌『徳島文學』を創刊。[5]

2018年、徳島新聞社と徳島文学協会の共催にて、徳島新聞「阿波しらさぎ文学賞」を創設。[6]

2021年、『三田文学』にて「新同人雑誌評」を担当。[7]

審査委員

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作品リスト

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小説

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  • 『郷里』(亜紀書房 2018年3月、240ページ)ISBN 978-4-7505-1540-3
    • 「青空クライシス」(『三田文学』2007年春季号)
    • 「桃」(『三田文学』2007年夏季号)
    • 「空に住む木馬」(『月刊国語教育』2010年4月号~8月号)
    • 「ナイフ」(『文芸思潮』2010年秋号)
    • 「王と詩」(『シコダイVSプロ作家』2016年)
    • 「鈴の音」(『三田文学』2017年秋季号)

単行本未収録作品

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主な研究論文

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  • 「規範の相対化─太宰治『燈籠』論─」(2008『國文學─解釈と教材の研究』第53巻3号)
  • 「勇者の条件─太宰治『走れメロス』論─」(2008『二松学舎大学創立130周年記念論集』)
  • 「よしもとばなな『みどりのゆび』の語りを読む―揺さぶられる〈私のなかの他者〉」(2011『日本文学』第60巻第8号)
  • 「デザインされた美-太宰治『満願』論」(2011、『四国大学紀要』人文社会編第36号)

脚注

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外部リンク

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