佐々木徳夫
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佐々木 徳夫(ささき とくお、1929年(昭和4年)3月19日 - 2010年(平成22年)1月25日)は、日本の民俗学者、昔話収集家。
来歴
[編集]宮城県中田町(現登米市)出身。旧制宮城県佐沼高等学校、東洋大学文学部哲学科卒業。
社会科担当の高校教師を務めていた1957年より昔話をカセットテープに録音に収集す活動を開始した [1]。集めた昔話は東北地方を中心に1万話を超え、著書は高校教師時代の1966年(昭和41年)11月の自費出版による『酒の三太郎』が最初で[2]、50冊を超える[3]。1992年、昔話の保護に取り組んだ業績が認められ、吉川英治文化賞を受賞した。
2010年1月25日、肺炎により宮城県塩竈市の病院で亡くなった。80歳[3]。
ドキュメンタリー
[編集]- 『ハイビジョンふるさと発 昔話が消えてゆく~東北の村を訪ねて50年~』NHK、2007年7月26日放送
脚注
[編集]- ^ “佐々木徳夫氏=昔話採集家”. 読売新聞. (2010年1月27日) 2010年2月2日閲覧。
- ^ “新刊「みちのくお伽草子」-佐々木徳夫さんの遺言”. 河北新報. (2010年3月11日) 2012年4月27日閲覧。
- ^ a b “佐々木徳夫氏死去 昔話採集家”. 下野新聞. (2010年1月27日) 2010年2月2日閲覧。