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会田莉凡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
会田 莉凡
生誕 (1990-07-05) 1990年7月5日(34歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都
学歴 桐朋学園大学
ジャンル クラシック音楽
職業 ヴァイオリニスト

会田 莉凡(あいだ りぼん、1990年7月5日[1][注釈 1] - )は、日本ヴァイオリニスト京都市交響楽団特別客演コンサートマスター札幌交響楽団コンサートマスター[3][4]

来歴・人物

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東京都出身。3歳[2]より桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」目黒教室に入室。5歳よりヴァイオリンを始め、岩澤麻子鷲見健彰らに師事。桐朋女子高等学校音楽科を経て、2013年3月に桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース(弦楽器専攻)を修了[5][6]徳永二男に師事[1]。2010年、小沢征爾が主宰する「若い人のための『サイトウ・キネン室内楽勉強会』」(現 小澤国際室内楽アカデミー奥志賀wikidata)にオーディションを経て参加し[注釈 2]、以来、同アカデミーにおいて薫陶を受けた[7]

2011年、第16回宮崎国際音楽祭に、2013年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現 セイジ・オザワ 松本フェスティバル)にそれぞれオーケストラメンバーとして参加し[7]、以降も継続的に参加。

2020年より京都市交響楽団特別客演コンサートマスター、2022年より札幌交響楽団コンサートマスターを務める[3]

受賞歴

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  • 2010年 第6回ルーマニア国際コンクール弦楽器部門第1位、併せて全部門最優秀賞[6][7]
  • 2012年 第81回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第1位[5][8]、併せて増沢[9]、レウカディア(Leucadia)賞、鷲見[10]黒栁[11]
  • 2015年 クァルテット奥志賀のメンバーとして、ザルツブルグ=モーツァルト室内楽コンクール第1位[1][3]

脚注

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注釈

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  1. ^ この日は、同じヴァイオリニストの諏訪内晶子が日本人として初めてチャイコフスキー国際コンクールで優勝した日でもある[2]
  2. ^ このときのオーディションは、一般公募でなく指名により行われたものであった[2]

出典

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  1. ^ a b c 会田莉凡. “あいだ りぼんさんのプロフィールページ”. Ameba プロフィール. 2022年9月9日閲覧。
  2. ^ a b c サイトウ・キネン・オーケストラ メンバーインタビュー 会田莉凡さん(ヴァイオリン)”. 公益財団法人 サイトウ・キネン財団 (2021年). 2024年2月10日閲覧。
  3. ^ a b c 会田 莉凡”. 札幌交響楽団公式HP. 指揮者/楽団員/役員/事務局. 公益財団法人 札幌交響楽団. 2022年9月9日閲覧。
  4. ^ “札響コンマス新章へ”. 北海道新聞. (2022年1月1日) 
  5. ^ a b 会田莉凡 Ribon Aida”. CHANEL NEXUS HALL. CHANEL Pygmalion Days ARTIST. シャネル・ネクサス・ホール事務局 (2014年). 2022年9月9日閲覧。
  6. ^ a b 音楽の友 2020, p. 68.
  7. ^ a b c MOSTLY CLASSIC 2022, p. 84.
  8. ^ 第81回~90回”. 日本音楽コンクール. 入賞者一覧. 日本音楽コンクール事務局 (2022年). 2022年9月10日閲覧。
  9. ^ 入賞者一覧 - 特別賞一覧”. 日本音楽コンクール. 毎日新聞社. 2024年2月12日閲覧。
  10. ^ 入賞者一覧 - 部門別賞1”. 日本音楽コンクール. 毎日新聞社. 2024年2月12日閲覧。
  11. ^ 入賞者一覧 - 部門別賞2”. 日本音楽コンクール. 毎日新聞社. 2024年2月12日閲覧。

参考文献

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  • 「ヴァイオリニストは世代を超えて」『音楽の友』2020年5月号、音楽之友社、2020年4月。 
  • 「STAGE 会田莉凡」『MOSTLY CLASSIC』2022年11月号、株式会社神戸クルーザー、日本工業新聞社、2022年9月。 

外部リンク

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