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ほまれ酒造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
会津ほまれから転送)
ほまれ酒造株式会社
Homare Sake Brewery Co.,Ltd.
地図
機関設計 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
966-0902
福島県喜多方市松山町村松字常盤町2706
北緯37度40分30.1秒 東経139度52分20.2秒 / 北緯37.675028度 東経139.872278度 / 37.675028; 139.872278座標: 北緯37度40分30.1秒 東経139度52分20.2秒 / 北緯37.675028度 東経139.872278度 / 37.675028; 139.872278
設立 1949年8月19日
業種 食料品
法人番号 3380001018703
事業内容 清酒・焼酎・リキュール・その他の醸造酒の製造、販売
代表者 代表取締役社長 唐橋裕幸
資本金 4,500万円
関係する人物 唐橋幸作(創業者)
外部リンク www.aizuhomare.jp
特記事項:創業は1918年9月5日
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ほまれ酒造株式会社(ほまれしゅぞう)は、福島県喜多方市の酒類製造・販売業者。『会津ほまれ』の商標を持つ日本酒のほか、焼酎、リキュールなども製造している。

フリーアナウンサー唐橋ユミの実家。

沿革

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  • 1918年(大正7年)9月 - 唐橋幸作が耶麻郡加納村(現:喜多方市熱塩加納町)に加納酒造株式会社として創業。
  • 1921年(大正10年)11月 - 合資会社唐橋醸造場に改称。耶麻郡松山村大字村松(現:喜多方市松山町村松)に移転。
  • 1949年(昭和24年)8月 - ほまれ酒造株式会社設立。
  • 1950年(昭和25年) - 敷地内に日本庭園「雲嶺庵」を造園。
  • 1960年(昭和35年) - 奥の川酒造を吸収合併。唐橋志良が第二代社長に就任。
  • 1961年(昭和36年) - 日光酒造株式会社、村岡酒造株式会社を吸収合併。
  • 1963年(昭和38年) - 東京支店を開設。
  • 1973年(昭和48年) - 唐橋國八が第三代社長に就任。
  • 1988年(昭和63年) - 唐橋幸市郎が第四代社長に就任。
  • 2006年(平成18年) - 海外への輸出を開始[1]
  • 2008年(平成20年) - 「雲嶺庵」直売所を開設
  • 2011年(平成23年) - 唐橋裕幸が第五代社長に就任。
  • 2015年(平成27年) - 「播州産山田錦仕込 純米大吟醸酒」がインターナショナル・ワイン・チャレンジ2015の日本酒部門最優秀賞(チャンピオン・サケ)を受賞[2][3]
  • 2016年(平成28年) - 『からはし』ブランドの日本酒の出荷を開始。

主な商品

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清酒

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会津ほまれ

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  • 純米大吟醸生原酒「幸作」
  • 播州産山田錦仕込 純米大吟醸酒 - インターナショナル・ワイン・チャレンジ2015の日本酒部門最優秀賞(チャンピオン・サケ)を受賞。2016年の伊勢志摩サミットでは内閣総理大臣安倍晋三からの各国首脳へのお土産品の一つに選定された[4][5]
  • 純米大吟醸生原酒 匠
  • 純米大吟醸生原酒 極
  • 大吟醸酒
  • 純米吟醸生原酒 雲嶺庵
  • 純米吟醸 巽蔵 一回瓶火入れ
  • ならぬことはならぬものです(純米吟醸原酒・吟醸原酒・純米原酒)
  • 純米吟醸ひやおろし
  • 山田錦仕込 吟醸酒
  • こだわり仕込 吟醸酒
  • 無濾過純米生原酒
  • 夢の香 純米酒
  • 會津ほまれ 華吹雪仕込 純米酒
  • 純米酒 ドレスボトル
  • しぼりたて生 本醸造生原酒
  • 會津ほまれ 上撰本醸造・上撰本醸造カップ・上撰辛口本醸造
  • 本醸造生貯蔵酒
  • 本醸造淡麗辛口生貯蔵酒
  • 本醸造勇気百倍生貯蔵酒
  • 四段仕込にごり酒
  • 會津ほまれ 佳撰・佳撰辛口

からはし

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2016年より販売開始。

  • 純米吟醸 からはし 夢の香
  • 純米吟醸 からはし 山田錦

焼酎

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リキュール

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  • 苺にごり酒
  • 造り酒屋のゆず酒
  • うめ酒

その他の醸造酒

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  • 純米麹長期熟成酒 - 米麹100%の醸造酒。

広告展開

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1960年代よりテレビCMを放送[6]。その後、民謡歌手の大塚文雄歌唱の民謡『会津磐梯山』をCMソングに起用したCMで知られた。このCMの影響もあり『会津磐梯山』は大塚の代名詞的な曲となっている[7]

1990年代にはFTVニュース福島テレビ)のスポンサーを担当した。

雲嶺庵

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本社敷地内に位置する1300坪の日本庭園および酒蔵。創業者の唐橋幸作によって1950年に造園され[8]、文学博士の綿貫哲雄によって「雲嶺庵」うんれいあんと名付けられた[9]

日本庭園は積雪時を除いて自由に散策できるほか、酒蔵の見学もでき、営業日にはガイドによる案内もある。2008年から開設された直売所は無料試飲もできるほか、2014年にリニューアルされている。

脚注

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  1. ^ “[震災8年]食で復興<4>東北産 海外市場へ挑む”. 読売新聞. (2019年3月8日). https://www.yomiuri.co.jp/life/20190307-OYT8T50078/ 2019年3月24日閲覧。 
  2. ^ “Fukushima sake takes top international prize(会津ほまれ「世界一」 ロンドン品評会、福島県初)”. 福島民友新聞. (2015年8月3日). http://www.minyu-net.com/news/english/FM20150803-002258.php 2019年3月17日閲覧。 
  3. ^ “100年カンパニーの知恵:ほまれ酒造(福島県)/中 6年連続日本一の意義”. 毎日新聞. (2018年5月21日). https://mainichi.jp/articles/20180521/ddm/008/020/037000c 2019年3月24日閲覧。 
  4. ^ “「会津ほまれ」各国首脳の土産に! サミットで福島県産品提供”. 福島民友新聞. (2016年5月27日) 
  5. ^ G7伊勢志摩サミットにおけるおもてなし(贈呈品)”. 外務省 (2016年5月26日). 2019年3月25日閲覧。
  6. ^ 『読売新聞』1967年2月19日付朝刊12面、全面広告『カラーテレビが当たる! テレビCMコンテスト』
  7. ^ デビュー50周年記念 大塚文雄スーパー・ベスト”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2019年3月17日閲覧。
  8. ^ ほまれ酒造の軌跡”. ほまれ酒造株式会社. 2019年3月17日閲覧。
  9. ^ 酒蔵と日本庭園 雲嶺庵”. ほまれ酒造株式会社. 2019年3月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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