伊藤 学
いとうまなぶ 伊藤学 | |||||
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生年月日 | 1986年4月21日(38歳) | ||||
出生地 | 長野県松本市 | ||||
職業 |
テレビプロデューサー 映画プロデューサー | ||||
事務所 | KADOKAWA | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』 『アイドル失格』 『夜のあぐら 〜姉と弟と私〜』 『消えた初恋』 映画 『そして、バトンは渡された』 | |||||
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伊藤 学(いとう まなぶ、男性、1986年4月21日 - )は、日本のテレビプロデューサー、映画プロデューサー。長野県松本市出身。KADOKAWA映像事業局映像企画制作部所属。
経歴
[編集]中学校時代に自身のクラス版『バトルロワイヤル』を執筆し、クラスメイトから反響があったことで創作に目覚める。松本深志高等学校を経て、上智大学総合人間科学部心理学科に進学。入学後は映画研究会に所属し、映画監督を目指し自主映画制作に励む。映画研究会の同学年にフォトグラファーの花房遼、後輩に映画監督の山戸結希がいる。
在学中に専門学校東京ビジュアルアーツ夜間部にて映像制作を学び、卒業後はニューシネマワークショップ(NCW)に所属。並行して映画・ドラマのメイキングカメラマンや助監督として撮影現場を経験する。
その後、将来像を映画監督からプロデューサーへ方針変更し、いくつかの制作会社を経て2020年に角川大映スタジオへ入社。同社にて制作された映画『東京リベンジャーズ』『そして、バトンは渡された』、ドラマ『消えた初恋』などに携わる。
2022年、BS松竹東急開局記念特別企画スペシャルドラマ『夜のあぐら 〜姉と弟と私〜』を企画制作し話題となる[1]。同年、スタジオからKADOKAWA本社に異動となる。
2023年、NHK土曜ドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』を制作統括として企画制作する[2]。長年準備を進めていた初めてのドラマ企画であり、放送後に大きな反響を呼んだ[3]。同作は東京ドラマアウォード2024にて作品賞単発ドラマ部門グランプリと主演・草彅剛の最優秀主演男優賞の二冠を獲得[4]。更に、Asian Academy Creative Awards(英語版)2024にてBest Single Drama/Telemovie/Anthology Episode 最優秀賞を獲得するなど国内外で高く評価され大きな話題となる[5]。
2024年、BS松竹東急土曜ドラマ『アイドル失格』を企画制作。同作では脚本(4〜5話)も執筆。NMB48の安部若菜原作のドラマはファンを中心に話題となり、同時期にコンプティークより連載開始したコミカライズ版との相乗効果でムーブメントを巻き起こした[6]。
作品歴
[編集]テレビドラマ
[編集]- 消えた初恋(2021年)プロデューサー
- 夜のあぐら 〜姉と弟と私〜(2022年)企画・プロデューサー
- デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士(2023年) 企画・制作統括
- アイドル失格(2024年) 企画・プロデューサー・脚本
映画
[編集]- 東京リベンジャーズ(2021年) プロデューサー補
- そして、バトンは渡された(2021年) ラインプロデューサー
脚注
[編集]- ^ “BS松竹東急、オリジナルドラマ制作で感じた“テレビ局への信頼” 街とエンタメの一体化も視野”. マイナビニュース (2022年4月9日). 2024年12月24日閲覧。
- ^ “オーディションは手話 当事者約20人出演のドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」ができるまで|NHK広報局”. note(ノート) (2023年12月16日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ 𠮷川明子,正木菜々瀬. “ろう者と聴者がお互いを知るきっかけに。土曜ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」撮影が教えてくれたこと。”. ステラnet. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “「東京ドラマアウォード2024」授賞の模様をお届け!”. NHKドラマ. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “Instagram”. www.instagram.com. 2024年12月21日閲覧。
- ^ 「禁断の「アイドル×オタク」の恋愛小説、NMB48安部若菜『アイドル失格』が実写ドラマ化決定! | ダ・ヴィンチWeb」『ダ・ヴィンチWeb』。2024年12月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- 伊藤 学 - allcinema
- Manabu Ito 伊藤学 (@manabu421) - X(旧Twitter)