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伊藤芳博

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

伊藤 芳博(いとう よしひろ、1959年6月21日 - )は、日本の詩人日本現代詩人会会員。

経歴

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岐阜県多治見市生まれ。愛知県立大学国文学科卒業[1]。1982年より岐阜県立高等学校教員、夜間定時制高校を経て、2020年3月、岐阜県立東濃特別支援学校(校長)で定年退職。1998年より病に伏した父(伊藤勝行、2005年死去)に代わって『日本現代詩文庫104伊藤勝行詩集』『父からの手紙』等4冊を編集刊行。2003年8月、04年8月、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区に入域し、支援活動に携わる。1991年、詩集『どこまで行ったら嘘は嘘?』で第6回福田正夫[2]。2017年、詩「あした も」により第13回詩歌句随筆評論協会賞[3]。2021年、詩集『いのち/こばと』で第61回中日詩賞。現在、「橄欖」(発行・日原正彦)、「59」(岩木誠一郎、金井雄二との三人誌)同人。個人誌「CASTER」不定期刊行。Official Website 「伊藤芳博 詩を旅する」


著書

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  • 詩集『努(ゆめ)屈することなかれ』(レアリテの会・1985年)
  • 詩集『どこまで行ったら嘘は嘘?』(工房ふたば・1991年)
  • 詩集『他人の恋人であっただろう少女に』(ふたば工房・1994年)
  • 詩集『赤い糸で結ばれていたかもしれないムカデ(について考える二人)/どうしてもやって来る』(ふたば工房・1995年)
  • 編著『日本現代詩文庫104 伊藤勝行詩集』(土曜美術社出版販売・2000年)
  • 編著 伊藤勝行詩集『一九二五・一・二八』(ふたば工房・2001年)
  • 詩集『洞窟探険隊』(新風舎・2003年)
  • 編著 伊藤勝行散文集『父からの手紙』(ふたば工房・2005年)
  • 詩集『家族 そのひかり』(詩学社・2005年)
  • 編著 伊藤勝行エッセイ集『パピのいる風景』(私家版)
  • 詩集『誰もやってこない』(ふたば工房・2009年)
  • 詩集『いのち/こばと』(ふたば工房・2020年)
  • 散文集『いのちの籠を編む』(ふたば工房・2020年)
  • 選詩集 現代詩人文庫18『伊藤芳博詩集』(砂子屋書房・2021年)
  • 散文集『今、詩を教えるということ』(ふたば工房・2021年)
  • 散文集『僕は、こんなふうに詩を読んできた』(ふたば工房・2021年)
  • 散文集『詩とともにあるいてきた』(ふたば工房・2021年)
  • 散文集『生きる事への「あとがき」』(ふたば工房・2022年)
  • 散文集『考えたこと 1993~2022)』(ふたば工房・2022年)
  • 散文集『パレスチナ・レポート』(ふたば工房・2022年)

脚注

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  1. ^ 会員のアンソロジー4・伊藤 桂一氏~”. 日本現代詩人会. 2020年12月8日閲覧。
  2. ^ 横浜生まれの文学賞 福田正夫賞 横浜市”. 横浜市. 2021年3月27日閲覧。
  3. ^ 平成29年度(第13回)日本詩歌句随筆評論大賞ならびに協会賞の結果発表 : NPO法人 日本詩歌句協会”. NPO法人 日本詩歌句協会 (2017年8月7日). 2021年3月27日閲覧。