伊藤礼吉
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伊藤 礼吉(いとう れいきち、1927年4月10日 - 1995年7月16日)は、日本の化学者。専門は、量子化学。旧姓は、宮坂。
略歴
[編集]長野県岡谷市出身。長野県諏訪中学校(現・長野県諏訪清陵高等学校・附属中学校)を経て、1953年名古屋大学理学部物理科卒業。同大学大学院、小林理学研究所勤務を経て、1957年東京農工大学助手。1961年理学博士学位取得。1962年同大学助教授。1966年早稲田大学理工学部(現・早稲田大学先進理工学部)助教授、化学科設立要員として赴任し同学科設立へ向けて尽力 [1]。 1970年同大学理工学部教授。チューリッヒ工科大学留学を経て、1973年早稲田大学理工学部化学科(現・早稲田大学先進理工学部化学・生命化学科)設立し、以後の教育・研究に尽力 [2]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『量子化学』 朝倉書店 1972年
共著
[編集]- 『生命現象の物理面』 久保秀雄、名取礼二、大澤文夫、山本三三三、山本純恭、山野俊雄、岡小天、押田勇雄、斎藤信彦、杉田元宜、池上明、石井威望、島尾和夫、磯本昭夫 共著 宇野書店 1966年
- 『新しい基礎化学』 井口馨、東健一 共著 東京化学同人 1970年
- 『理工系学生のための新しい基礎化学』井口馨、東健一 共著 東京化学同人 1982年
参考文献
[編集]- 『早稲田大学百年史』別巻Ⅱ/第一編 第六章
脚注
[編集]- ^ “早稲田大学 先進理工学部 化学・生命化学科 40年の歩み”. 早稲田大学 先進理工学部 化学・生命化学科. 2024年3月3日閲覧。
- ^ “稲化会報13号”. 早稲田大学 先進理工学部 化学・生命化学科. 2024年3月3日閲覧。