伊藤守
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伊藤 守(いとう まもる、1954年 - )は、日本の社会学者。早稲田大学教育・総合科学学術院教授[1]。専門は、社会学、メディア・スタディーズ。
略歴
[編集]山形県生まれ。法政大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。
札幌学院大学社会情報学部助教授、同教授、新潟大学人文学部教授、早稲田大学教育学部教授(2000年)を経て[2]、2004年9月より現職。2008年10月より、早稲田大学メディア・シティズンシップ研究所所長[1]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『記憶・暴力・システム――メディア文化の政治学』(法政大学出版局, 2005年)
- 『テレビは原発事故をどう伝えたのか』(平凡社新書, 2012年)
- 『情動の権力――メディアと共振する身体』(せりか書房, 2013年)
共著
[編集]編著
[編集]- 『メディア文化の権力作用』(せりか書房, 2002年)
- 『文化の実践、文化の研究――増殖するカルチュラル・スタディーズ』(せりか書房, 2004年)
- 『テレビニュースの社会学――マルチモダリティ分析の実践』(世界思想社, 2006年)
- 『よくわかるメディア・スタディーズ』(ミネルヴァ書房, 2009年)
共編著
[編集]- (藤田真文)『テレビジョン・ポリフォニー――番組・視聴者分析の試み』(世界思想社, 1999年)
- (西垣通・正村俊之)『パラダイムとしての社会情報学』(早稲田大学出版部, 2003年)
- (小林宏一・正村俊之)『電子メディア文化の深層』(早稲田大学出版部, 2003年)
- (西垣通・正村俊之)『グローバル社会の情報論』(早稲田大学出版部, 2004年)
- (林利隆・正村俊之)『情報秩序の構築』(早稲田大学出版部, 2004年)
- (NHKエンタープライズ)『テレビの未来を拓く君たちへ』(NHK出版, 2011年)
- (毛利嘉孝)『アフター・テレビジョン・スタディーズ』(せりか書房, 2014年)
- (岡井崇之)『ニュース空間の社会学――不安と危機をめぐる現代メディア論』(世界思想社, 2015年)
共訳書
[編集]- (田中義久・小林直毅 )P・バーワイズ, A・エーレンバーグ『テレビ視聴の構造――多メディア時代の「受け手」像』(法政大学出版局, 1991年)
- (藤田真文・常木瑛生・吉岡至・小林直毅・高橋徹)J・フィスク『テレビジョンカルチャー――ポピュラー文化の政治学』(梓出版社, 1996年)
- (吉見俊哉・土橋臣吾)R・シルバーストーン『なぜメディア研究か――経験・テクスト・他者』(せりか書房, 2003年)
脚注
[編集]- ^ a b “早稲田大学 研究者データベース”. researchers.waseda.jp. 2020年1月14日閲覧。
- ^ “伊藤 守 | Journalism School”. 2020年1月14日閲覧。