伊興遺跡公園展示館
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伊興遺跡公園展示館 The Iko Archeological Park Exhibition Hall | |
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施設情報 | |
正式名称 | 伊興遺跡公園展示館 |
専門分野 | 伊興遺跡の紹介 |
事業主体 | 足立区 |
管理運営 | 足立区地域のちから推進部地域文化課文化財係 |
所在地 |
〒121-0801 東京都足立区東伊興4丁目9番1号 |
位置 | 北緯35度48分15.9秒 東経139度47分10.9秒 / 北緯35.804417度 東経139.786361度座標: 北緯35度48分15.9秒 東経139度47分10.9秒 / 北緯35.804417度 東経139.786361度 |
アクセス | 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)竹ノ塚駅より徒歩約20分ほか |
外部リンク | 足立区伊興遺跡公園展示館 |
プロジェクト:GLAM |
伊興遺跡公園展示館(いこういせきこうえんてんじかん)は、東京都足立区東伊興4丁目の伊興遺跡公園内にある歴史博物館施設。伊興遺跡の発掘調査成果と出土品を紹介し、同遺跡の歴史的重要性について解説している。
概要
[編集]伊興遺跡は、利根川水系綾瀬川の支流・毛長川流域に広がる低湿地帯の自然堤防上に位置する古墳時代を中心とする複合遺跡である。古墳時代当時、流域の人々は水辺に集落を造り、水田稲作と川漁を行い生活していたと考えられている[1]。また周辺には白旗塚古墳を含む古墳群なども分布していた[2]。なお、伊興遺跡はあまりにも遺構や遺物の量が多かったことから足立区を驚かせたため、遺跡の全てを発掘することができず、保存のため土地を足立区が買い上げて伊興遺跡公園として整備されることになった[3]。
園内に建設された本展示館では、これまでの発掘調査で出土した古墳時代の水辺祭祀に使われた土師器や須恵器、勾玉、滑石製の石製模造品などを、当時の生活や祭祀を再現した人形やジオラマを交えて紹介している。
なお、伊興遺跡公園は1995年に手づくり郷土賞(歴史・文化部門)受賞[1]。
交通
[編集]- 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「竹ノ塚駅」より徒歩約18分(経路案内)。
- 東京都交通局日暮里・舎人ライナー「見沼代親水公園駅」より徒歩約30分
脚注
[編集]- ^ 足立区地域のちから推進部地域文化課文化財係 (2019年11月14日). “伊興遺跡公園展示館”. 足立区. 2020年7月26日閲覧。
- ^ 東京都教育庁生涯学習部文化課 1993, p. 87.
- ^ 足立区地域のちから推進部地域文化課文化財係 (2020年3月30日). “伊興遺跡公園・展示館紹介”. 足立区. 2020年7月26日閲覧。
参考図書
[編集]- 東京都教育庁生涯学習部文化課『東京の遺跡散歩』東京都、1993年3月1日、87頁。 NCID BN08948357。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 足立区地域のちから推進部地域文化課文化財係 (2018年12月18日). “足立区のあけぼの-住み始めた人々と伊興遺跡-”. 足立区. 2020年7月26日閲覧。