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伊吹武彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1948年

伊吹 武彦(いぶき たけひこ、1901年1月27日 - 1982年10月12日)は、日本フランス文学者京都大学名誉教授

人物

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大阪府生まれ。旧制第三高等学校を経て、東京帝国大学文学部仏文科卒。第三高等学校教授京都帝国大学文学部講師、1950年京都大学文学部仏文科教授。1964年に定年退官、関西学院大学教授を務めた。戦後まもなくは、文芸誌『世界文学』(を編集し、近現代フランス文学を紹介した。

ラクロフローベールアナトール・フランスプルーストサルトルなどを訳し、生島遼一桑原武夫とともに京大フランス学を形成した。後年は『仏和大辞典』の編纂にも尽力した。

京都市パリ姉妹都市の結成など日仏文化交流に貢献し、1961年にレジオンドヌール勲章を受章した[1]

著書

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  • 『近代仏蘭西文学の展望』(白水社) 1936
  • 『人間像を索めて フランス文学覚書』(カホリ書房) 1948
  • 『サルトル論』(世界文学社) 1949
  • 『ベレー横町』(中外書房) 1958
  • 『仏和大辞典』(編、白水社) 1981

翻訳

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脚注

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