伊勢半本店 紅ミュージアム
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伊勢半本店 紅ミュージアム(いせはんほんてん べにミュージアム)は、東京都港区南青山にある株式会社伊勢半の企業博物館。「紅を見て、紅に触れ、紅を知る」をコンセプトに[1]、紅の歴史と文化、江戸時代から続く紅作りの技を伝える施設である。
概要
[編集]2003年、千代田区の江戸開府400年事業に協力して、東京都千代田区神保町に期間限定で「紅資料館」を開館[2]。2005年、東京都港区南青山に「伊勢半本店紅資料館」として移設、2006年9月[3]に「伊勢半本店 紅ミュージアム」と改称した[2]。
紅の歴史的背景や諸相を紹介する資料室と、紅の色彩的な魅力を体験できるサロンとによる2つのゾーンから構成される[2]。資料室では紅花の歴史、紅屋の製造風景・マーケティング、江戸の化粧文化等を紹介。関連資料として、江戸時代から明治・大正期に使用された化粧道具、紅作りの道具、絵画、文書を展示。サロンでは伝統製法で作られた口紅「小町紅」の体験ができる。
また、年に一度、企画展を開催。年に四回、紅の文化や江戸の風俗・ミュージアムの活動等を伝える情報誌、紅ミュージアム通信を発行。学校向けを含めた教育普及事業を行っている[1][4]。
所在地
[編集]- 〒107-0062 東京都港区南青山6-6-20
交通アクセス
[編集]- 鉄道:東京地下鉄 銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅より徒歩13分。
- 都営バス:都01 渋谷→新橋行、都01折返 渋谷→六本木ヒルズ行「南青山七丁目」下車徒歩1分。渋88 渋谷→新橋行「南青山七丁目」下車すぐ。
開館時間
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 「生活者の企業施設見学会 伊勢半本店 紅ミュージアム」『ネットワーク通信 : 社会広聴活動レポート』第74巻、経済広報センター、2018年3月、19-20頁。
- ^ a b c 「企業・団体のCSR活動 伊勢半本店 紅ミュージアム」『経済広報』第473巻、経済広報センター、2019年1月、26頁。
- ^ 「2006年度リニューアル博物館情報」『ミュージアム・データ』第74巻、丹青研究所、2008年12月、8頁。
- ^ “紅ミュージアム”. 学校と地域でつくる学びの未来. 文部科学省. 2022年12月4日閲覧。
- ^ a b “紅ミュージアム”. 伊勢半本店. 2022年12月4日閲覧。
外部リンク
[編集]座標: 北緯35度39分35.7秒 東経139度43分4.7秒 / 北緯35.659917度 東経139.717972度