伊丹老松酒造
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒664-0851 兵庫県伊丹市中央3丁目1番8号 北緯34度46分50.5秒 東経135度24分59.8秒 / 北緯34.780694度 東経135.416611度座標: 北緯34度46分50.5秒 東経135度24分59.8秒 / 北緯34.780694度 東経135.416611度 |
設立 | 1688年 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 9140001077973 |
代表者 | 武内 はるみ |
資本金 | 1,000万円 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
伊丹老松酒造(いたみおいまつししゅぞう、ITAMI OIMATSU BREWING Co., Ltd)は、兵庫県伊丹市にある酒造メーカー。創業は1688年(元禄元年)、現在の企業の設立は1945年に企業整備令に基づいて企業合同した伊丹三共酒造を1970年に社名変更したもの。 近年は、伊丹産のマイヤーレモンを使用した果実酒やポン酢など、新たな商品開発も行っている。
概要
[編集]「老松」という酒銘は、「千載の齢を経ても緑を保つ松の老木」にあやかったといわれる。 元禄10年(1697年)、伊丹にある酒屋の大手24軒に帯刀が許され、江戸幕府の官用酒「御免酒」と称し、格式高い酒として区別される。 老松はその中でも最も格式が高いとされ、『江戸積み銘酒名寄』では東の大関として、『銘酒番付』(伊丹市立博物館蔵)では西の大関など、酒の番付表で高い位置を確保していた。
沿革
[編集]- 1688年 - 創業。
- 1697年 - 江戸幕府の官用酒(御免酒)となり、その中でももっとも格式が高く、宮中奉納酒や将軍の御膳酒となることで有名になったのが「老松」であり、そのため今でも清酒のボトルには朱刷で「御免酒」と表示されている。
- 1945年 - 武内家、武内家、新田家の3軒の酒造家で伊丹三共酒造有限会社の企業合同に参画。
- 1970年 - 伊丹老松酒造に社名変更。
- 2007年 - 大手抦酒造跡地に移転。
特色
[編集]老松丹水
[編集]- 平日の午前9時から午後5時まで、酒造用の井戸水を無料で提供している。
- 2007年(平成19年)1月に、酒造用井戸の底をさらって土砂などを取り除き、汲み上げ用パイプを深くする工事を進め、硬度約92ミリの中軟水の水を汲み出している。[1]
代表銘柄
[編集]- 本醸造酒「老松 伊丹郷」(地域限定)
- 大吟醸「老松」
脚注
[編集]- ^ 伊丹市経済交友会 訳『["https://itami-bunkazai.jp/itamity/pdf/itamity72.pdf" いたみティ]』 72巻、2007年 。酒造り用の井戸水を差し上げます「水道水よりやや硬い中軟水です」 P10