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伊丹公論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

伊丹公論(いたみこうろん)は、小林杖吉により昭和11年(1936年)1月20日に創刊、平成25年(2013年)7月31日に復刊された伊丹の郷土研究紙。

伊丹公論創刊号

概要

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タブロイド判4ページで1部10銭で販売された。 伊丹町長・市長を務めた俳文学研究者・岡田利兵衞(柿衞)ら、当時の伊丹を代表する文化人が寄稿した。「伊丹酒」や「有岡八景考」、「郷土土産品紹介」、「伊丹俳壇」などの文化的な記事や「酔後録」のような遊び心のある記事も掲載された。当初は月刊だったが不定期刊となり、伊丹市制が施行された1940年11月10日発行の19号まで発行された。

伊丹市立図書館が宮ノ前に移転・開館したのを機に、市民参加型の伊丹公論編集会議を月に1回開催し、平成25年7月31日に73年ぶりに復刊した。

歴史

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  • 1936年(昭和11年)1月10日 - 創刊(1月号)。
  • 1936年(昭和11年)2月27日 - 2月号
  • 1936年(昭和11年)3月20日 - 3月号
  • 1936年(昭和11年)4月25日 - 4月号
  • 1936年(昭和11年)6月25日 - 6月号
  • 1936年(昭和11年)7月25日 - 7月号
  • 1936年(昭和11年)8月25日 - 8月号
  • 1936年(昭和11年)9月25日 - 9月号
  • 1936年(昭和11年)10月25日 - 10月号
  • 1937年(昭和12年)1月25日 - 10号
  • 1937年(昭和12年)8月25日 - 11号
  • 1938年(昭和13年)1月15日 - 12号
  • 1938年(昭和13年)3月15日 - 13号
  • 1938年(昭和13年)8月2日 - 14号
  • 1939年(昭和14年)1月25日 - 15号
  • 1940年(昭和14年)9月10日 - 16号
  • 1940年(昭和15年)3月15日 - 17号
  • 1940年(昭和15年)8月8日 - 18号
  • 1940年(昭和15年)11月10日 - 19号(廃刊)
  • 2013年(平成25年)7月31日 - 20号(復刊1号)
  • 2013年(平成25年)10月31日 - 21号(復刊2号)
  • 2014年(平成26年)1月31日 - 22号(復刊3号)
  • 2014年(平成26年)4月30日 - 23号(復刊4号)
  • 2014年(平成26年)7月31日 - 24号(復刊5号)
  • 2014年(平成26年)11月31日[要検証] - 25号(復刊6号)
  • 2015年(平成27年)2月28日 - 26号(復刊7号)
  • 2015年(平成27年)5月31日 - 27号(復刊8号)

発行所

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参考文献

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  • 地域研究いたみ