仲間裕子
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仲間 裕子(なかま ゆうこ、1953年 - )は、日本の西洋美術史の研究者。立命館大学教授。専門はドイツ美術史。
来歴
[編集]1977年津田塾大学学芸学部卒、1991年大阪大学大学院文学研究科博士課程中退。大阪大学文学部助手、大谷女子短期大学国際文化学科専任講師を経て、立命館大学産業社会学部助教授、教授。2006年「カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ:視覚と構成の風景画」で大阪大学より博士 (文学)学位を取得[1]。
著書
[編集]- Caspar David Friedrich und die Romantische Tradition: Morderne des Sehens und Denkens, Reimer Verlag, Berlin, 2011.
- 『C.D.フリードリヒ 画家のアトリエからの眺め 視覚と思考の近代』(三元社) 2007年3月
- 『フーゴ・フォン・チューディ ドイツ美術のモダニズム』(水声社) 2022年3月
共編著
[編集]- 『美術史をつくった女性たち モダニズムの歩みのなかで』(神林恒道共編著、勁草書房) 2003年12月
- 『芸術はどこから来てどこへ行くのか』(大森淳史, 岡林洋共編著、晃洋書房) 2009年5月
- 『自然の知覚 風景の構築。グローバル・パースペクティヴ』(ハンス・ディッケル共編、三元社) 2014年3月
- 『風景の人間学 自然と都市、そして記憶の表象』(竹中悠美共編 、三元社) 2020年3月
翻訳
[編集]- 『ドイツ人とドイツ美術 やっかいな遺産』(ハンス・ベルティング、晃洋書房) 1998年5月
- 『ドイツ・ロマン派風景画論 新しい風景画への模索』(神林恒道共編訳、三元社) 2006年11月
- 『イメージ人類学』(ハンス・ベルティンク、平凡社) 2014年10月
脚注・出典
[編集]外部リンク
[編集]- 仲間裕子 - researchmap
- 仲間裕子 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 影山幸一 (2023年11月15日号). “カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ《氷海》─ 精神と自然「仲間裕子」”. アート・アーカイブ探求. 2024年8月29日閲覧。