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仙臺屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仙臺屋店舗兼主屋
店舗兼主屋(2018年12月) 地図
情報
用途 店舗兼住宅
構造形式 木造
建築面積 357 m²
階数 地上2階
竣工 1882年
改築 1960年
所在地 岩手県遠野市中央通り194
座標 北緯39度19分47.5秒 東経141度31分45.8秒 / 北緯39.329861度 東経141.529389度 / 39.329861; 141.529389 (仙臺屋店舗兼主屋)座標: 北緯39度19分47.5秒 東経141度31分45.8秒 / 北緯39.329861度 東経141.529389度 / 39.329861; 141.529389 (仙臺屋店舗兼主屋)
文化財 国の登録有形文化財
指定・登録等日 2008年7月8日
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仙臺屋(せんだいや)は、岩手県遠野市にある、江戸時代から続く和菓子店。店舗兼主屋等が日本国の登録有形文化財となっている。

文化財

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2008年平成20年)7月8日、以下の建築物が登録有形文化財となった。

  • 店舗兼主屋
岩手県道238号に北面し、南北に長い短冊状の敷地南端に建つ。1882年明治15年)竣工、1960年昭和35年)改築、2006年移築、建築面積357平方メートル。正面間口9半の木造2階建。切妻造鉄板葺の町家である。西側5間半の主体部と東側4間の元旅館を併せて1棟とする。主体部は背面直角に棟を出し、店や常居などの居室を1列に並べ、当地における伝統的な町家の形態を残している。店舗兼主屋の後方に建つ旧穀蔵と前の蔵は、外壁の下方ほど壁を厚くし、安定感のある重厚な造りとする。さらに後方に旧籾蔵、便所倉庫が並び建つ[1]
  • 旧籾蔵
前の蔵の北方、作業場を挟んだ位置に建つ。行9.6間5.7mの土蔵造2階建で、切妻造妻入の置屋根とする。内部は南北2室に分け、南半は2階にを張り、北半は吹抜けとする。外壁は白漆喰仕上げで、鉢巻を黒漆喰仕上げ、腰を海鼠壁とする[2]
  • 倉庫
敷地北奥に位置する、南北棟の切妻造平屋建。北端の屋根を一段下げ、南から東面にをまわす。桁行17m梁間5.7mの南北に長い倉庫であり、外壁を大壁造の荒壁仕上げとする。内部は3つに区分され、南室のみ中2階床を張り、他2室は吹抜けとする[3]
  • 旧穀蔵
主屋の後方、東寄りに位置する。桁行9.6m梁間5.7mの土蔵造2階建、切妻造妻入の置屋根。壁は下方ほど厚い仕様となっている。南面に庇を設け、掛子塗両開戸を吊り、出入口とする。外壁は白漆喰仕上げ、鉢巻や窓周り等を黒漆喰で仕上げ[4]
  • 前の蔵
  • 便所

現地情報

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脚注

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  1. ^ 仙臺屋店舗兼主屋”. いわての文化情報大事典. 2019年1月6日閲覧。
  2. ^ 仙臺屋旧籾蔵”. いわての文化情報大事典. 2019年1月6日閲覧。
  3. ^ 仙臺屋倉庫”. いわての文化情報大事典. 2019年1月6日閲覧。
  4. ^ 仙臺屋旧穀蔵”. いわての文化情報大事典. 2019年1月6日閲覧。

関連項目

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