仙石慎太郎
表示
仙石 慎太郎(せんごく しんたろう、1973年 - )は、日本の技術経営 (MOT)学者、東京工業大学環境・社会理工学院技術経営専門職学位課程/科学技術創成研究院スマート創薬研究ユニット[1]准教授。専門分野は技術経営学、イノベーション経営論、バイオ・ヘルスケア産業論。
来歴
[編集]学習院高等科を経て、1996年に東京大学理学部生物化学科を卒業[2]。引き続き大学院理学系研究科生物化学専攻に進み、2001年に修了し、博士(理学)を取得した[2]。
大学院修了後、2005年までマッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパンでジネスアナリスト/アソシエイトを務める[2]。続いて2007年までファストトラック・イニシアティブ(独立系VC)でマネージャーを担当する傍ら、東京大学大学院薬学系研究科ファーマコビジネス・イノベーション教室の講師も務めた[2]。
2008年から2009年まで、京都大学産官学連携センター寄附研究部門准教授となり、2009年からは同大学の物質-細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS)に移る[2]。
2014年に東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科に転任し、2016年からは同大学の環境・社会理工学院(兼担・スマート創薬研究ユニット)に在籍[2]。
著書
[編集]共著
[編集]- 『食と健康に本気な企業たち:コンシューマー・ヘルスケア産業への挑戦』(木村廣道との共著)かんき出版、2006年10月
- 『博士号をとるときに考えること とった後にできること:生命科学を学んだ研究者の人生設計』(三浦有紀子との共著)羊土社、2009年3月
書籍への寄稿
[編集]- 「第12講 医工薬連携による大学研究事業化の展望」木村廣道(編)『リーダーたちが語る医療経営イニシアティブ』かんき出版、 2007年10月、pp.131-141
- 「医薬品研究開発プロジェクトの価値評価手法と評価プロセス」『医薬品研究開発におけるプロジェクトマネジメント手法』サイエンス&テクノロジー、 2008年2月、pp.1-21
- 「多能性幹細胞の標準化コンセプトの再考」田中正躬・堀友繁(編著)『幹細胞技術の標準化:再生医療への期待』日本規格協会、2012年10月、pp.155-164