仙剣奇侠伝
『仙剣奇侠伝』(せんけんききょうでん、繁体字表記:仙劍奇俠傳、簡体字表記:仙剑奇侠传、英語表記:The Legend of Sword and Fairy)は、1988年に台湾で設立されたSOFTSTAR社が1995年にリリースした第1作目から始まるコンピュータゲームシリーズ[1]。最新作は『仙剣奇侠伝―守り合い―』で、シリーズとしては7番目となる[2]。中国のゲームとしては初めてテレビドラマ化された作品として知られ、小説や漫画、カードゲーム化もされている[1]。
ゲームタイトル一覧
[編集]- 仙剣奇侠伝(1995年7月)[3]
- 新仙剣奇侠伝(2001年)[4]
- 仙剣奇侠伝二(2003年1月)[3]
- 仙剣奇侠伝三(2003年8月)[3]
- 仙剣奇侠伝三外伝・問情篇(2004年10月)[3]
- 仙剣奇侠伝四(2007年8月)[3]
- 仙剣奇侠伝五(2011年7月)[3]
- 仙剣奇侠伝五前伝(2013年1月)[3]
- 仙剣奇侠伝六(2015年7月)[3]
- 仙剣奇侠伝七(2021年10月)[3]
日本語版
[編集]日本では1999年にSOFTSTAR ENTERTAINMENT INC.から『仙剣奇侠伝』がセガサターン用として発売された[5][6]。またシリーズ7番目が『仙剣奇侠伝―守り合い―』のタイトルでPS5/PS4用として2022年8月25日に発売された[2]。
ドラマ
[編集]2005年放映の『仙剣奇侠伝』は中国大陸部の時代劇ドラマとして大きくヒットし、2009年には『仙剣奇侠伝3』が放映された[7]。2016年には『仙剣奇侠伝5』を原作とした『仙剣雲之凡』が放映された[8]。
2021年頃には『仙剣奇侠伝』のリメイク版が撮影され、2024年4月より『又見逍遙』というタイトルで配信が開始された。
2022年には『仙剣奇侠伝4』の撮影がおこなわれ[9]、2024年1月に動画配信サービスの愛奇芸(iQIYI)で配信が開始された[10]。
2022年には『仙剣奇侠伝6』がシュー・カイとユー・シューシンの主演との情報が出回り[11]、2024年に『祈今朝〜失われた記憶、共鳴する愛〜(仙剣奇侠伝六)』が放映された。
日本では『仙剣奇侠伝』が2024年2月27日より動画配信サービス「みるアジア」で独占配信が開始された[12]。またシリーズの6作目をドラマ化した『祈今朝』が2024年10月2日よりU-NEXTで独占先行配信を開始、DVDが順次リリースされることが発表された[13]。
ドラマ一覧
[編集]- 仙剣奇侠伝(zh:仙劍奇俠傳_(電視劇)、2005年)
- 仙剣奇侠伝三(zh:仙剑奇侠传三 (电视剧)、2009年)
- 仙剣雲之凡(zh:仙剑云之凡、2016年)※原作は仙剣奇侠伝5
- 仙剣四(zh:仙剑四、2024年)
- 祈今朝(zh:祈今朝、2024年)※原作は仙剣奇侠伝6
- 又見逍遙(zh:又见逍遥、2024年)※仙剣奇侠伝リメイク版
小説
[編集]- 『仙剑奇侠传 壹』 管平潮 著、北京联合出版公司、2012年、ISBN 9787550209862
- 『仙剑奇侠传 贰』 管平潮 著、北京联合出版公司、2013年、ISBN 9787550212695
- 『仙剑奇侠传 叁』 管平潮 著、北京联合出版公司、2013年、ISBN 9787550218901
- 『仙剑奇侠传 肆』 管平潮 著、北京联合出版公司、2014年、ISBN 9787550231900
- 『仙剑奇侠传 伍』 管平潮 著、百花洲文艺出版社、2015年、ISBN 9787550012288
- 『仙剑奇侠传 陆』 管平潮 著、百花洲文艺出版社、2015年、ISBN 9787550013933
- 『仙剑奇侠传 柒』 管平潮 著、百花洲文艺出版社、2016年、ISBN 9787550017474
- 『仙剑奇侠传 捌』 管平潮 著、百花洲文艺出版社、2017年、ISBN 9787550020139
画集
[編集]- 『逐风吟 : 仙剑奇侠传同人纪念画集』 天闻角川編、湖南美术出版社、2016年、ISBN 9787535674562
漫画
[編集]- 「水靈劫(水灵劫)」[14]
- 「憶相逢(忆相逢)」[14]
- 「青荷」[14]
- 「少年衡道眾(少年衡道众)」[14]
- 「照紅妝(照红妆)」[14]
- 「衡道眾前傳(衡道众前传)」[14]
- 「鎖妖(锁妖)」[14]
- 「燕歸來(燕归来)」[14]
- 「西江月」[15]
- 「梦千年」[16]
- 「昔风」[17]
- 「仙剑奇侠传四」[18]
舞台
[編集]上海の「染空間劇團」により舞台化され、2015年4月から中国、台湾で上演予定[19][20]。
2015年7月には北京で声優による声優劇が上演された[21]。
脚注
[編集]- ^ a b “CRIWARE,SOFTSTAR製ゲーム2本に採用”. gamesindustry.biz. 4Gamer.net (2018年7月31日). 2022年11月25日閲覧。
- ^ a b “シリーズ最新作『仙剣奇侠伝 ー守り合いー』レビュー。RPG好きなら遊んでおきたい武侠ファンタジー【電撃インディー#318】”. 電撃オンライン (2022年9月10日). 2022年11月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “仙剑奇侠传” (中国語). 软星科技官方网站. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “歷代作品”. 仙劍奇俠傳. 2022年12月8日閲覧。
- ^ “仙剣奇侠伝”. ファミ通.com. 2022年11月25日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “アジアでは中国伝統文化の武侠ゲームが熱い!日本にも広がる「武侠」の予備知識を得て楽しもう”. INSIDE (2020年6月8日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “ヒットする中国時代劇ドラマ、なぜどれも香港人監督の作品なのか―中国メディア”. Record China (2022年7月29日). 2022年11月25日閲覧。
- ^ “Chinese Paladin 5: Clouds of the World(TV Series 2016)” (英語). IMDb. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “武侠ドラマ「仙剣奇侠伝」4作目はジュー・ジンイーとチェン・ジョーユエン”. Record China (2023年11月3日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “武侠ドラマ「仙剣奇侠伝4」、まさかの評価”. Record China (2024年2月3日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “「仙剣奇侠伝」シリーズ新作、シュー・カイ主演で7月クランクイン?”. Record China (2022年6月3日). 2022年11月25日閲覧。
- ^ “中国ドラマ「仙剣奇侠伝」配信開始、フー・ゴー×リウ・イーフェイ共演の大ヒットドラマ”. 映画ナタリー (2024年2月27日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “中国ドラマ「祈今朝」日本上陸、シュー・カイ×ユー・シューシンが記憶を探す冒険へ”. 映画ナタリー (2024年7月19日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “《仙劍奇俠傳》系列漫畫《水靈劫》與《憶相逢》將於LINE WEBTOON漫畫平台上架” (中国語). 大宇 SOFTSTAR (2017年12月15日). 2022年11月29日閲覧。
- ^ “西江月” (中国語). 腾讯动漫. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “梦千年” (中国語). 腾讯动漫. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “昔风” (中国語). 腾讯动漫. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “仙剑奇侠传四” (中国語). 腾讯动漫. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “《仙劍奇俠傳》宣布首度改編舞台劇 以一代為主題、舞台劇專屬 CG 宣傳動畫曝光!” (中国語). GNN新聞 (2014年10月20日). 2022年11月29日閲覧。
- ^ “仙劍奇俠傳新嘗試 改成舞台劇吸金” (中国語). China Times (2014年10月20日). 2022年11月29日閲覧。
- ^ “默默有闻的光合积木“声优剧”” (中国語). 搜狐 (2015年7月3日). 2022年11月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 大宇資訊 SOFTSTAR(中国語)
- 软星科技 SOFTSTAR(中国語)