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仕上表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

仕上表(しあげひょう)とは建築で用いられる設計図(実施設計図)の一種。建物内外の仕上げを一覧表としてまとめたもので、名前の通り文字だけで構成された表である[1]

「建築で目に見える部分を一覧表にまとめている」ものであり、「多くの図面を照合する必要がなくなり、全般的な仕上げ程度を把握でき」るようになる[2]

通常、建物の内部と外部を分け、「内部仕上表」「外部仕上表」とする。内部仕上表は床、幅木、腰、壁、天井の順で、外部仕上表は建物の下方(基礎)から上方へ、それぞれの仕上材や工法や塗装を示し、分類できないものや取付物は備考欄で示す[1]


脚注

[編集]
  1. ^ a b 職業能力開発総合大学校 能力開発研究センター 編『建築 IV: 建築計画・製図編』 4巻、独立行政法人 雇用・能力開発機構、1994年、61頁。ISBN 9784786310119https://books.google.co.jp/books?id=wFDmqYZuYsEC&pg=PA612021年10月29日閲覧 
  2. ^ 仕上表”. 建築用語集. 東建コーポレーション. 2021年10月28日閲覧。