今泉亀撤
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今泉 亀撤(いまいずみ きてつ、1907年3月15日 - 2009年12月29日)は、日本の眼科医、医学博士。岩手医科大学名誉教授。福島県郡山市出身[1]。
旧制安積中学校(現福島県立安積高等学校)、旧東北帝国大学(現東北大学)医学部卒。東北大学助教授を経て岩手医科大学に教授として赴任。1949年11月、日本で最初の事例として角膜移植の手術を行った。その後1956年3月、日本最初のアイバンクとなる『目の銀行』を岩手医科大学内に設立した[1]。
受賞歴等
[編集]- 2002年:日本眼科学会特別貢献賞[2]
- 2004年:郡山市名誉市民[3]
- 2007年:第59回保健文化賞[4]
- 今泉は同賞の賞金の一部を岩手医科大学に寄付し、眼科学講座によってこの資金をもとに「今泉亀撤賞」が設けられた[5]。
脚注
[編集]- ^ a b “今泉亀撤さんが102歳で死去:角膜移植確立に尽力”. 福島民友新聞. 47NEWS (2009年12月31日). 2010年11月29日閲覧。
- ^ “日本眼科学会特別貢献賞”. 日本眼科学会. 2010年11月29日閲覧。
- ^ “郡山市名誉市民”. 郡山市. 2010年11月29日閲覧。
- ^ “保健文化賞受賞者の業績” (PDF). 第一生命. 2010年11月29日閲覧。
- ^ “今泉亀撤賞”. 岩手医科大学眼科学講座. 2010年11月29日閲覧。
関連項目
[編集]- ウラディーミル・フィラトフ(Vladimir Filatov) - 世界初の角膜移植を行った人物。