今村了介
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今村 了介(いまむら りょうすけ、1929年3月10日 - 2001年3月21日)は、日本の歴史小説作家、時代小説作家。本名、今村 勝紀。
略歴
[編集]鹿児島県鹿児島市生まれ。中央大学専門部中退。 尾崎士郎に師事して作家活動に入る。1965年(昭和40年)、大正時代の満蒙戦争に取材した「蒼天」にて、第26回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。寡作であるが、主に「士道小説」と呼ばれる、武士の生き様を題材とした小説を手掛けた。
2001年(平成13年)3月21日、肺梗塞にて東京都内の病院にて死去。享年72。
受賞歴
[編集]- 1965年 第26回オール讀物新人賞(『蒼天』)
作品リスト
[編集]※ 単行本の刊行順に記す。
- 曠野(1970年、新人物往来社)
- 西南戦争始末記(1976年12月、新人物往来社)
- 壮士ひとたび去って復た還らず(1980年11月、講談社、1993年12月、集英社集英社文庫) ISBN 4-08-748113-1
- 士魂烈々(1983年11月、講談社、1993年2月、集英社文庫) ISBN 4-08-749897-2