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今日のノルマさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今日のノルマさん
ジャンル 4コマ漫画学園漫画
漫画
作者 ふかさくえみ
出版社 竹書房
掲載誌 まんがライフオリジナル
レーベル BAMBOO COMICS
発表号 2014年6月号 - 2016年8月号
巻数 全2巻
テンプレート - ノート
プロジェクト プロジェクト:漫画
ポータル Portal:漫画

今日のノルマさん』(きょうのノルマさん)は、ふかさくえみによる日本4コマ漫画。初出は同人誌即売会COMITIAで配布されたペーパーに描かれた3本の4コマ漫画で[1]、これがのちに担当となる竹書房の編集の目にとまり、月刊『まんがくらぶオリジナル』にゲスト掲載された後、同社の月刊『まんがライフオリジナル』に2014年6月号から2016年8月号まで連載された。[単行本は全2巻で、ふかさくの4コマ漫画作品としては初の商業誌]の単行本となる[注 1]。第1巻は4コマオブザイヤー2015新刊部門で第2位を獲得した[3]

あらすじ

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厳格な父親の教育方針で、極端に禁止事項の多い環境で育った主人公・ルマ子が、初めて通うことになった中学校で、日々の目標(=ノルマ)を通じて自身の世界を広げ、友人たちとともに成長していく物語である[4]。単行本1巻は春のエピソード、2巻は夏のエピソードを収録している。

登場人物

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紫陽花中学2年B組のクラスメイト

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星野 ルマ子
本作の主人公。実家から離れて、ルマ子のために建てられた別荘(キャベツ荘)から学校に通う[5]。名前は、イタリア語でカタツムリを表す「ルマーカ (it:Lumaca」から採られた[6]。優雨により「ノルマさん」(星「野 ルマ」子から)のあだなを付けられた[7]
青葉 優雨
おおざっぱで自由な性格で、最初にルマ子の友達になる[8]。勉強と泳ぎが苦手[9]。ルマ子からは「ゆーちゃん」と、唯一ちゃん付けで呼ばれている[10]。小学生の弟、晴次郎がいる[11]
蝶番 ベランジェール
小学4年の時にフランスから日本に来た帰国子女バター飴をもらった時から、優雨のことが気になっている[12]
芋畑 あおい
温和な性格で、穏やかに周りを見守る[13]ソフトボール部所属[14]。牡丹とは幼稚園入園前からの幼馴染で、優雨とは小学校に入り同じクラスになる[15]
梅里 牡丹
用心深く、人づきあいには慎重[13]茶道部所属[14]。身長は低めで、頭に大きなリボン]を付けている[16]漢字検定2級所持[17]

その他の登場人物

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雲竜寺 りん
ルマ子専属のメイド。ルマ子にとって何が一番かをよく考えており、慕われている[18]
星野 風子
ルマ子の母親。「『御守石』のご利益で家が繁栄する代わり、主は一切土地から離れてはならない」という星野家のしきたりに反対し、御守石を叩き割る。その翌日、交通事故に遭う[19]
星野 正治郎
ルマ子の父親。風子の事故以来、ルマ子を災いから守るため、禁止事項を増やしていく[19]
土浦先生
ルマ子たちの担任教師。中学生の頃には、自転車で北海道まで無計画に行こうとするなど、無謀な一面も[20]

書誌情報

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脚注

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  1. ^ 1巻あとがき
  2. ^ “「マルラボライフ」のふかさくえみ、百合短編集でデビュー”. コミックナタリー. (2013年3月31日). https://natalie.mu/comic/news/87697 2016年9月29日閲覧。 
  3. ^ 4コマオブザイヤー2015
  4. ^ 今日のノルマさん単行本化記念宣伝Flashマンガ 音量注意
  5. ^ 1巻 p45
  6. ^ 1巻 p95
  7. ^ 1巻 p9
  8. ^ 1巻 p6
  9. ^ 2巻 p17-18
  10. ^ 1巻 カバー裏
  11. ^ 1巻 p71
  12. ^ 1巻 p53-54
  13. ^ a b 1巻・2巻人物紹介
  14. ^ a b 1巻 p76
  15. ^ 2巻 p13
  16. ^ 1巻 p30
  17. ^ 1巻 p32
  18. ^ 2巻 p80
  19. ^ a b 2巻 p54-55
  20. ^ 2巻 p35

注釈

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  1. ^ 第1巻あとがき。4コマ以外では『購買のプロキオン』(新書館)が初単行本[2]。4コマ作品では、本作以前に「ちまさんちの小箱」が芳文社まんがホーム』で商業連載されていたが単行本は未発行で、作者自身が連載をまとめたものを同人誌として発行した。

外部リンク

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