今井泉
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誕生 |
1935年6月5日 高知県高知市 |
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死没 |
2013年3月7日(77歳没) 香川県高松市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 神戸商船大学航海科 |
活動期間 | 1977年 - 2013年 |
ジャンル | 船舶ミステリー |
代表作 | 『ガラスの墓標』 |
主な受賞歴 |
国鉄文芸年度賞(1979年) サントリーミステリー大賞読者賞(1991年) |
小説家。
(いまい いずみ、1935年6月5日 - 2013年3月7日)は、日本の人物
[編集]1935年、高知県高知市に生まれる。1958年神戸商船大学航海科卒業後、同年、国鉄に入社。青函連絡船に乗務し、1970年に船長となる。1981年に宇高連絡船に移り、船長、航路監督を歴任する。
勤務の傍ら執筆活動を行い、1977年に函館市民文芸賞を受賞、1978年、1979年に国鉄文芸年度賞を受賞。1980年に『二等航海士石川達雄』を出版。1984年に『死の海図』で香川菊池寛賞を受賞
1988年4月の宇高航路連絡船廃止を期に3月にJRを退職、執筆活動に専念。
1984年『溟い海峡』、1993年『ガラスの墓標』で直木賞候補。1991年『碇泊なき海図』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞。
2013年3月7日、肺炎の為に、香川県高松市の病院にて亡くなった[1]。77歳没。
著作
[編集]- 『二等航海士石川達雄』成山堂書店 1980
- 溟い海峡(『ガラスの墓標』文藝春秋、1993に収録)
- 道連れ(『ガラスの墓標』文藝春秋、1993に収録)
- 『碇泊(とまり)なき海図』文芸春秋 1991
- 『碧(みどり)の遺稿』文芸春秋 1992
- 島模様(『ガラスの墓標』文藝春秋、1993に収録)
- 『ガラスの墓標』文藝春秋、1993
- 『もう一つの記憶』祥伝社、1994
- 『死の海図』祥伝社 1995
- 『迷走航路』潮出版社 1995
- 今井泉「小説の周辺」(『海洋(海洋会)』778号 1992年8月 p.2-3
脚注
[編集]- ^ 今井泉氏死去(作家)時事通信 - archive.today(2013年4月26日アーカイブ分)