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交響曲第9番 (グラズノフ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

交響曲第9番ニ短調は、アレクサンドル・グラズノフ1910年に作曲を試みた未完成交響曲である。第1楽章のピアノ・スケッチのみで未完に終わった。

未完成に終わった理由としては、ペテルブルク音楽院院長としての多忙に加えて、飲酒癖が影響していると考えられる。

グラズノフが1928年フランスへ出国し、1936年に死去した後もスケッチはソ連に残された。第二次世界大戦後の1948年、作曲家・指揮者のガヴリイル・ユーディンロシア語版がオーケストレーションを行った。

放送初演は1948年5月7日全ソビエト連邦ラジオ放送連盟交響楽団により行われ、公開初演は同年7月13日にユーディン自身の指揮するレニングラード・フィルハーモニー交響楽団の演奏によりキスロヴォツクで行われた。ユーディンは1986年に改訂を施している。

楽譜はベリャーエフで入手可能である[1]

楽器編成

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楽曲構成

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第1楽章のみで、約10分。

録音

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脚注

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  1. ^ a b Symphony No. 9 in D minor op. posth. - orchestra (study score), Boosey & Hawkes
  2. ^ Alexandr Konstantinovich Glazunov - Symphony No.9 in D”. Classical Archives. Classical Archives LLC. 23/08/27閲覧。
  3. ^ Glazunov Symphony Nos. 1, 2, 3 & 9”. Amazon.com, inc.. 22 August 2011閲覧。

外部リンク

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