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交響曲第4番 (モーツァルト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

交響曲第4番 ニ長調 K. 19 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが10歳の時に作曲した交響曲である。

概要

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音楽・音声外部リンク
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第1楽章第2楽章第3楽章
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。
第1楽章第2楽章第3楽章
トレヴァー・ピノック指揮イングリッシュ・コンサートによる演奏。
********
以上の演奏は何れもYouTubeアートトラック公式収集による。

モーツァルトは、1764年の4月から翌年の1765年の7月まで父レオポルトと姉ナンネルと共にロンドンに滞在していた。この曲は同地で作曲された最初期の5曲の交響曲(現在はK. 16K. 16a、K. 19、K. 19aの4曲のみ現存)のうちのひとつで、父レオポルトが病気で倒れた1765年に、ロンドンかオランダハーグで作曲されたと推測されている。

作品にはカール・フリードリヒ・アーベルや、尊敬していたヨハン・クリスティアン・バッハの影響が大きくあらわれているが、第1楽章の転調する部分はカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの影響が見られる。

楽器編成

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曲の構成

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3楽章の構成で、典型的なイタリア風序曲の形式を採っている。演奏時間は約11分。

  • 第1楽章 アレグロ
    ニ長調、4分の4拍子。
    
\relative c' {
  \key d \major
  \tempo "Allegro"
  d4~\f d8. a16 d4( fis8.) a,16 |
  d4~ d8. a16 d4( fis8.) a,16 |
  d8[ r b''\p] r a[ r g] r |
  fis8[ r g] r fis[ r e] r | <d, d'>4\f
}
  • 第2楽章 アンダンテ
    ト長調、4分の2拍子。
  • 第3楽章 プレスト
    ニ長調、8分の3拍子。

外部リンク

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