コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

交力坪駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
交力坪駅
駅舎
交力坪
ジャオリーピン
Jiaoliping
(-2003 Chiaoliping)
所在地 中華民国の旗 台湾嘉義県竹崎郷仁寿村第2鄰交力坪63
北緯23度31分51秒 東経120度38分36秒 / 北緯23.53083度 東経120.64333度 / 23.53083; 120.64333
所属事業者 阿里山森林鉄路
駅構造 地上駅
開業年月日 1912年10月1日
乗入路線
所属路線 阿里山線
駅番号 367
キロ程 34.9 km(嘉義起点)
梨園寮 (3.5 km)
(5.6 km) 水社寮
テンプレートを表示
交力坪駅
各種表記
繁体字 交力坪車站
簡体字 交力坪车站
拼音 Jiāo lì píng Chēzhàn
注音符号 ㄐㄧㄠ ㄌㄧˋ ㄆㄧㄥˊ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
発音: ジャオリーピン チャーヂャン
台湾語白話字 Ka-li̍k-pênn Tshia-tsām
日本語漢音読み こうりょくへいえき
英文 Jiaoliping Station
テンプレートを表示

交力坪駅(からぴんえき[1],ジャオリーピンえき)は、台湾嘉義県竹崎郷にある阿里山森林鉄路阿里山線。 標高997メートルの無人駅。隣の梨園寮駅から唯一駅間にトンネルがなく、駅周辺の高台からの眺望がよい。

駅名

[編集]

由来については諸説ある。

  1. 比較的平坦(現地語で「坪仔」)な当地が早くから外地との交易拠点となったが、平地からの来訪者は運搬で生計を立てていた(苦力雇工)者が多く、『物資「交」易で苦「力」の雇用が生まれる「坪」仔』となった説[2]
  2. 当地が高度的にも距離的にも阿里山線の中間地点であり、上下列車の交換に適しており、実際の運行時刻でも交換が多かったことで「交力」となった説。
  3. 日本統治時代に開発に動員された客家人が現地で原生するを「交栗(kàu-la̍t)」と言っていたことから「交力」に転じ[3][4]、それが「坪仔」と合わさってできた説。

駅構造

[編集]

上下列車が交換できるよう、副本線1線をもち、ステップ式の簡易な仮設台のみ備えている地上駅。 ホームから見て左側が事務室、右側が待合室という隣の独立山駅と同じ構成。

駅周辺

[編集]

小規模の民家、商店がある。竹崎からの登坂区間で道路とは一旦離れるが、当駅からは再び並行する。

  • 嘉義県政府警察局竹崎分局仁寿派出所
  • 林務局嘉義林区管理処奮起湖工作站
  • 瑞太古道
    • 雲潭瀑布
  • 瑞里風景区中国語版

バス

[編集]
  • 嘉義県公車処7315系統(嘉義 - 瑞峰)が交力坪停留所から利用できる。

歴史

[編集]

隣の駅

[編集]
阿里山森林鉄路
阿里山線
梨園寮駅 - 交力坪駅 - 水社寮駅

脚注

[編集]
  1. ^ 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2022年2月23日閲覧。
  2. ^ (繁体字中国語)交力坪是「交」換貨品、雇用苦「力」的山「坪」2011年9月24日,公民新聞
  3. ^ (繁体字中国語)第六章、臺灣地名的探究國立臺灣師範大學地理學系
  4. ^ (繁体字中国語)優雅美樹-槲樹2015年6月10日,国立台北自然科学博物館

外部リンク

[編集]