交力坪駅
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交力坪駅 | |
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駅舎 | |
交力坪 ジャオリーピン Jiaoliping (-2003 Chiaoliping) | |
所在地 | 台湾嘉義県竹崎郷仁寿村第2鄰交力坪63 |
所属事業者 | 阿里山森林鉄路 |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1912年10月1日 |
乗入路線 | |
所属路線 | ■阿里山線 |
駅番号 | 367 |
キロ程 | 34.9 km(嘉義起点) |
◄梨園寮 (3.5 km) (5.6 km) 水社寮► |
交力坪駅 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 交力坪車站 |
簡体字: | 交力坪车站 |
拼音: | Jiāo lì píng Chēzhàn |
注音符号: | ㄐㄧㄠ ㄌㄧˋ ㄆㄧㄥˊ ㄔㄜ ㄓㄢˋ |
発音: | ジャオリーピン チャーヂャン |
台湾語白話字: | Ka-li̍k-pênn Tshia-tsām |
日本語漢音読み: | こうりょくへいえき |
英文: | Jiaoliping Station |
交力坪駅(からぴんえき[1],ジャオリーピンえき)は、台湾嘉義県竹崎郷にある阿里山森林鉄路阿里山線の駅。 標高997メートルの無人駅。隣の梨園寮駅から唯一駅間にトンネルがなく、駅周辺の高台からの眺望がよい。
駅名
[編集]由来については諸説ある。
- 比較的平坦(現地語で「坪仔」)な当地が早くから外地との交易拠点となったが、平地からの来訪者は運搬で生計を立てていた(苦力雇工)者が多く、『物資「交」易で苦「力」の雇用が生まれる「坪」仔』となった説[2]。
- 当地が高度的にも距離的にも阿里山線の中間地点であり、上下列車の交換に適しており、実際の運行時刻でも交換が多かったことで「交力」となった説。
- 日本統治時代に開発に動員された客家人が現地で原生する槲を「交栗(kàu-la̍t)」と言っていたことから「交力」に転じ[3][4]、それが「坪仔」と合わさってできた説。
駅構造
[編集]上下列車が交換できるよう、副本線1線をもち、ステップ式の簡易な仮設台のみ備えている地上駅。 ホームから見て左側が事務室、右側が待合室という隣の独立山駅と同じ構成。
駅周辺
[編集]小規模の民家、商店がある。竹崎からの登坂区間で道路とは一旦離れるが、当駅からは再び並行する。
- 嘉義県政府警察局竹崎分局仁寿派出所
- 林務局嘉義林区管理処奮起湖工作站
- 瑞太古道
- 雲潭瀑布
- 瑞里風景区
バス
[編集]- 嘉義県公車処7315系統(嘉義 - 瑞峰)が交力坪停留所から利用できる。
歴史
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ “鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2022年2月23日閲覧。
- ^ 交力坪是「交」換貨品、雇用苦「力」的山「坪」2011年9月24日,公民新聞
- ^ 第六章、臺灣地名的探究國立臺灣師範大學地理學系
- ^ 優雅美樹-槲樹2015年6月10日,国立台北自然科学博物館