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井筒 (相撲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
井筒親方から転送)

井筒(いづつ)は、日本相撲協会年寄名跡のひとつ。初代・井筒が四股名として名乗っていたもので、その由来は定かではない。現在は、15代井筒だった元関脇・逆鉾の福薗好昭の遺族が所有しており、将来的に娘婿にあたる志摩ノ海航洋が継承する可能性が高いと見られている[1][2][3]

井筒の代々

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  • 代目の太字は、部屋持ち親方。
代目 引退時しこ名 最高位 現役時の所属部屋 襲名期間 備考
初代 井筒万五郎 --- ---
2代 井筒万五郎 --- ---
3代 井筒万吉 十1 ---
4代 越ヶ濱浦右衛門 --- 浦風部屋 1843年-1853~1858年
5代 平石七太夫 関脇 雷部屋 1869年頃-1873年? 8代音羽山に名跡変更
6代 井筒菊治郎 前4 雷-音羽山-井筒部屋 1879年1月-1887年6月(死去) 二枚鑑札
7代 中田川文蔵 下26 高砂部屋 1891年5月-1896年1月(廃業)
8代 西ノ海嘉治郎 (初代) 横綱 鯨波(京都)-高砂部屋 1896年1月-1908年11月(死去)
9代 西ノ海嘉治郎 (2代) 横綱 井筒-関ノ戸-井筒部屋 1909年3月-1931年1月(死去) 二枚鑑札
10代 星甲実義 前2 井筒部屋 1931年3月-1944年9月(死去)
11代 鶴ヶ嶺道芳 前2 井筒-双葉山-時津風部屋 1947年6月-1972年3月(死去)
12代 星甲良夫 前4 井筒部屋 1972年7月-1974年7月 7代陸奥に名跡変更
13代 北の富士勝昭 横綱 出羽海-九重部屋 1974年7月-1977年11月 12代九重に名跡変更
14代 鶴ヶ嶺昭男 関脇 井筒部屋 1977年12月-1994年4月(停年(定年)退職)
15代 逆鉾昭廣 関脇 井筒部屋 1994年4月-2019年9月(死去)
16代 豊ノ島大樹 関脇 時津風部屋 2020年4月-2023年1月(退職) 一時的襲名
17代 明瀬山光彦 前12 木瀬-北の湖-木瀬部屋 2023年8月- 一時的襲名

関連項目

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出典

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