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井坂洋子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

井坂 洋子(いさか ようこ、1949年12月16日 - )は、日本詩人。小説家の山手樹一郎は祖父。小説家の井口朝生国文学者井口樹生は叔父にあたる。

来歴

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東京生まれ。上智大学文学部国文科卒業後、1985年まで自由学園女子部に国語教師として勤務する。

1979年、十代の女子学生の視点から女性の性意識や身体性を表現した詩集『朝礼』を発表して注目を浴びる[要出典]。以後、伊藤比呂美らとともに80年代の女性詩ムーブメントをリードし、女性詩のイメージを革新した[要出典]1983年『GIGI』でH氏賞受賞、1995年『地上がまんべんなく明るんで』で高見順賞受賞、2003年『箱入豹』で藤村記念歴程賞を受賞、2011年『嵐の前』で鮎川信夫賞受賞、2017年『七月のひと房』で現代詩花椿賞受賞。中原中也賞選考委員を務める。

2007年より佐々木安美、高橋千尋とともに詩誌『一個』を創刊。

受賞

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著書

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  • 『朝礼 詩集』紫陽社 1979
  • 『Gigi 詩集』思潮社(叢書・女性詩の現在) 1982
  • 『話は逆』気争社 1983
  • 『愛の発生』思潮社 1984
  • 『詩集 眠る青空』沖積舎(現代女流自選詩集叢書) 1984
  • 『ことばはホウキ星 詩・ナイト&デイ』主婦の友社 1985、ちくま文庫 1990 
  • 『詩集 バイオリン族』思潮社 1987
  • 『夜の展覧会』思潮社 1987
  • 『井坂洋子詩集』思潮社・現代詩文庫 1988
  • 『詩集 マーマレード・デイズ』思潮社 1990
  • 『詩集 地に堕ちれば済む』(書き下し現代詩叢書)思潮社 1991
  • 『理屈』荒川洋治共著 フレーベル館 1993
  • 『詩集 地上がまんべんなく明るんで』思潮社 1994
  • 『<詩>の誘惑』丸善ブックス 1995
  • 『月のさかな』(ものがたりうむ)河出書房新社 1997
  • 永瀬清子』五柳書院 2000
  • 『箱入豹』思潮社 2003
  • 『続 井坂洋子詩集』思潮社・現代詩文庫 2008
  • 『はじめの穴 終わりの口』幻戯書房 2010
  • 『詩集 嵐の前』思潮社 2010
  • 『詩の目 詩の耳』五柳書院 2013 
  • 『黒猫のひたい』幻戯書房 2014
  • 『詩はあなたの隣にいる』筑摩書房 2015
  • 『七月のひと房』栗売社分室 2017
  • 犀星の女ひと』五柳書院 2021