井上城 (信濃国)
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井上城 (長野県) | |
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別名 | 井上城 |
城郭構造 | 城館、山城 |
天守構造 | なし |
築城主 | 井上氏 |
築城年 | 平安時代? |
主な城主 | 井上氏 |
廃城年 | 慶長3年(1598年) |
井上城(いのうえじょう)は、長野県須坂市にあった日本の城。この地方の豪族信濃源氏井上氏の城である。
概要
[編集]井上城は、妙徳山の麓の城館と、詰めの城として妙徳山に築かれた山城(大城、小城)から構成される。戦国時代、井上清政、井上達満は上杉氏に味方し、武田氏に味方した同族の須田信頼らと争った。武田氏によりこの地を追われたが、天正10年(1582年)に上杉景勝が川中島を領有したため、旧領に復帰した。慶長3年(1598年)上杉景勝が会津に移封されると、達満も会津に移住し、城は廃城となった。
大城は標高523メートルに位置し、縦25メートル、横15メートルの本郭を中心に階段状に帯郭を配した梯郭式山城で、小城は縦10メートル、横8メートルの本郭を中心に大城と同一の縄張りで構築されている。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 信濃史学会編 『信州の山城 信濃史学会研究叢書3』 1993年