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井上喜久子 (馬術選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

井上 喜久子(いのうえ きくこ、1924年12月3日 - 2018年2月16日)は、日本馬場馬術選手。

経歴

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東京都出身。旧姓・馬杉。オリンピックに3回参加。

1972年(昭和47年)、ミュンヘンオリンピックの馬場馬術競技に出場し、携行馬ドン・カルロスに騎乗して32位だった[1]。このドン・カルロスは同大会で金メダルを獲得したリンゼンホッフ夫人の所有だった馬で、日本馬術連盟(日馬連)の購入馬であった[1]

1988年ソウルオリンピックでは当時の日本選手として最高齢 (63) での出場を果たした。女性最高齢の記録は2012年現在も破られていない。母方の祖父は浅野財閥を築き上げた実業家の淺野總一郎。父・馬杉秀、母・馬杉慶子共に馬術を経験している。

2018年2月16日、急性心不全のため東京都の自宅で死去。93歳没。死没から約11か月後の2019年1月16日に訃報が明らかになった[2]

成績

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出典

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  1. ^ a b c d 池田收「オリンピック馬術競技における日本人選手と携行馬の活動概要―1968年メキシコ大会から2016年リオデジャネイロ大会まで―」『Hippophile』第80巻、日本ウマ科学会、10-24頁。 
  2. ^ 元馬術選手の井上喜久子さん、93歳で死去=女子の最年長五輪出場 - 時事ドットコム 2019年1月16日

関連項目

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参考文献

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