五明砂
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五明 砂(ごみょう すな、1878年(明治11年)1月19日 - 没年不詳)は、日本の外交官。バンクーバー領事、特許弁理士
略歴・人物
[編集]法政大学在学中の1907年(明治40年)に第14回文官高等試験行政科合格[1]、翌年の1908年(明治41年)に法政大学卒業[2]。同年、外務省入省。通商局を経て1918年(大正7年)に副領事[3]。1923年(大正12年)にバンクーバー領事に就任[4]。1924年(大正13年)、前年の関東大震災による影響で一時帰国、内務省経理部供給課に配属[5]。1925年(大正14年)、正六位勲六等に叙せられる[6]。同年退官。退官後は東京銀座に『東西商会』を設立し、特許弁理士を業とした[7]。
当時のカナダは、欧州一辺倒の貿易政策から極東貿易拡大へと政策転換の真っ只中にあり、そのような情勢下で、バンクーバー領事として日加両国の友好関係の構築に寄与した[8]。
脚注
[編集]- ^ 文官高等試験合格者一覧 文官高等試験行政科・明治時代編
- ^ 『法政大学校友名鑑』法政大学校友名鑑刊行会編、昭和16年(1941年)、p.103
- ^ 国立公文書館 外務書記生五明砂外二十七名任免並官等陞叙ノ件
- ^ 国立公文書館 大不列顛国所領加奈陀晩香坡駐在領事五明砂ヘ御委任状御下付ノ件
- ^ 国立公文書館 外務省報第五十五号(大正十三年三月十五日)/職務進退 Archived 2016年7月15日, at the Wayback Machine.
- ^ 国立公文書館 公使館二等書記官中畑栄外二名叙位ノ件 Archived 2016年7月15日, at the Wayback Machine.
- ^ 国立公文書館 「George Gorman」のエピソードより
- ^ 神戸大学附属図書館 「カナダ貿易は非常に有望・五明領事語る」