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五井地区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 関東地方 > 千葉県 > 市原市 > 五井地区
五井地区
ごいちく
五井海岸
日章旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
自治体 市原市
旧自治体 市原郡五井町
面積
46.65226km²
総人口
86,211
(市原市地区別人口住民基本台帳人口2023年令和5年)4月1日
人口密度
1,847.95人/km²
隣接地区 姉崎地区市原地区三和地区
市原市役所五井支所
北緯35度30分46.5秒 東経140度05分19.3秒 / 北緯35.512917度 東経140.088694度 / 35.512917; 140.088694座標: 北緯35度30分46.5秒 東経140度05分19.3秒 / 北緯35.512917度 東経140.088694度 / 35.512917; 140.088694
所在地 〒290-0081
千葉県 市原市五井中央西1丁目1番地25
五井地区の位置(千葉県内)
五井地区
五井地区
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五井地区(ごいちく)は、千葉県市原市の地区[1]市原市役所五井支所が管轄している[1]

概要

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市原市北西部に位置する。

市原市の前身の1つである市原郡五井町のほぼ全域が五井地区の区域に該当する。市内の各地区の中で最も人口が多く、約86,000人とほぼ茂原市と同じ規模である[2]。なお五井地区の一部である国分寺台地区は、支所の存在はないが稀に別地区扱いの場合がある[3]

市原市の将来都市構造の計画において、五井地区の全域が市原市の中心都市拠点に、うち五井駅周辺は広域交流拠点、市原インターチェンジ周辺はIC周辺拠点、国分寺台は行政・文化拠点に指定されている[4]

地理

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地名

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五井地区内には合計131の町丁字が存在し、うち50が国分寺台地区に分類されることがある[3][注釈 1]。存在する町丁字は以下の通りである[1]。なお、本記事では五井地区と国分寺台地区に分けて記す[3]

五井地区

国分寺台地区

土地区画整理事業

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事業中

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以下の土地区画整理事業を実施中である[5]

  • 北五井地区土地区画整理事業(五井):市原市

事業計画中

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以下の土地区画整理事業の実施を計画している[6]

事業終了済

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以下の土地区画整理事業の実施が完了している[5]

  • 五井土地区画整理事業(五井東):市原市、1986年4月4日換地処分実施。
  • 五井西土地区画整理事業(五井西):組合、2002年2月22日完了。
  • 五井駅前地区土地区画整理事業第一工区(五井中央西):市原市、2004年完了。
  • 五井駅前地区土地区画整理事業第二工区(五井中央東):市原市、1997年完了。
  • 五井駅前東土地区画整理事業更級):組合、2012年6月22日完了。
  • 新田・下宿土地区画整理事業(五井中央南・五井中央西):市原市、2020年6月12日完了。
  • 下新場土地区画整理事業(五井):個人、1985年3月8日換地処分実施。
  • 五井南海岸土地区画整理事業(五井南海岸):千葉県開発局、1978年10月3日完了。
  • 君塚土地区画整理事業(君塚):組合、1991年7月12日完了。
  • 五所君塚土地区画整理事業(白金町):組合、1968年9月6日完了。
  • 五所第二土地区画整理事業(五所):組合、1981年3月20日完了。
  • 国分寺台土地区画整理事業(国分寺台):組合、2001年9月18日完了。
  • 岩崎土地区画整理事業(岩崎):市原市、2018年7月9日完了。
  • 松ヶ島土地区画整理事業(松ケ島):組合、2003年3月28日完了。
  • 青柳土地区画整理事業(青柳千種):組合、2006年12月15日完了。
  • 青柳海岸土地区画整理事業(青柳海岸青柳千種):組合、2000年3月28日完了。
  • 天王新田土地区画整理事業(青柳北):組合、1999年2月2日換地処分。
  • 特別工業地区第一土地区画整理事業第一工区(青柳北青柳緑地松ケ島西):千葉県、1974年1月4日完了。
  • 特別工業地区第一土地区画整理事業第二工区(玉前西玉前緑地松ケ島緑地):千葉県、1975年1月7日完了。
  • 特別工業地区第二土地区画整理事業(五井金杉):千葉県、1985年8月20日完了。
  • 特別工業地区岩崎土地区画整理事業(岩崎岩崎西):千葉県、2007年11月9日完了。

ニュータウン

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歴史

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五井の由来

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中央図書館

言い伝えでは地名は井水に関連すると考えられており、刀工宗近が、村を通りかかった名工正宗から良い刀を打つには良い水が必要であると教えられ、井戸を次々と掘り5つの井戸を掘ってついに名刀を鍛えることができたということからついたということに由来する説がある[7]。地理的な側面では「こい(臥い)」で養老川が運んだ土砂の堆積地を指したものとする説もある[7]。なお、「五井」は、かつて「御井」「後井」「五位」とも書いた[7]

年表

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市原市役所第二庁舎
アリオ市原

行事

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人口

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2022年(令和4年)7月1日現在の人口は以下の通りである[2]

地区名 人口
総数 年少 生産年齢 老年
五井地区 86,606人 11.4% 63.1% 25.5%

施設

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公共・行政

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市原市市民会館

医療

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スポーツレクリエーション

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臨海競技場

小学校

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中学校

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高等学校・高等専門学校

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商業施設

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発電所・工場・物流センター等

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名所・遺跡

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交通

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鉄道

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高速路線バス

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小田急シティバス
  1. 五井駅東口ターミナル発着
    • 羽田空港行(京成バス・小湊鉄道・日東交通)
    • 成田空港行(京成バス・小湊鉄道・日東交通)
    • バスタ新宿行(小田急シティバス・小湊鉄道)
    • 横浜駅行(京浜急行バス・小湊鉄道)
  2. 市原バスターミナル発着
    • 羽田空港行(京浜急行バス・小湊鉄道)
    • 成田空港行(小湊鉄道)
    • バスタ新宿行(小湊鉄道)
    • 横浜駅行(京浜急行バス・小湊鉄道)
  3. 市原市役所バス停発着
    • バスタ新宿行(小田急シティバス・小湊鉄道)
  4. アリオ市原バス停発着
    • バスタ新宿行(小田急シティバス・小湊鉄道)

一般路線バス

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地区内を通過する一般路線バスは以下のとおりである。

運行会社 系統 起点 終点 経由
小湊鐵道 五01系統 五井駅東口 国分寺台 アリオ市原、市原市役所
五02系統 埋蔵文化財センター アリオ市原、稲荷台
五03系統 君塚郵便局、市原市役所
五04系統 ちはら台 五井育苗センター入口、稲荷台
五11系統 国分寺台 アリオ市原、市原市役所
五22系統 五井駅西口 山倉こどもの国 君塚郵便局、市原市役所
五23系統 姉ケ崎駅西口 アピタ前
五25系統 喜多 辰巳団地、うるいど南
五31系統 五井駅東口 ちはら台駅 五井育苗センター入口、市原市役所、千葉労災病院
八21系統 八幡宿駅西口 別荘下 五井駅西口、大道下、姉ケ崎駅東口
八22系統 姉ケ崎駅東口 五井駅西口、大道下
八23系統 国分寺台 砂田住宅、市原市役所
八24系統 市原市役所 砂田住宅
八25系統 山倉こどもの国 砂田住宅
八26系統 海士有木 砂田住宅、市原市役所、国分寺台

道路

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脚注

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注釈

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  1. ^ 町丁の数は丁目毎(例えば「五井中央西」では「五井中央西一丁目」で1つ、「五井中央西二丁目」で1つという様)で1つずつ、字の数は大字(例えば「五井」で1つ、「五井海岸」で1つという様)で1つずつ数える。なお、町丁字の数や名称はデータによって前後するが、本記事では最新版の令和4年度の市原市統計全書のものを引用する。

出典

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  1. ^ a b c 市原市役所支所設置条例”. www.city.ichihara.chiba.jp. 2022年8月23日閲覧。
  2. ^ a b 五井地区人口2022-07”. 市原市. 2022年7月23日閲覧。
  3. ^ a b c 市原市令和4年度統計”. 市原市. 2023年9月1日閲覧。
  4. ^ 市原市都市計画マスタープラン”. 市原市 (2018年8月). 2023年8月16日閲覧。
  5. ^ a b 土地区画整理事業一覧”. 千葉県. 2022年9月2日閲覧。
  6. ^ (仮称)五井駅東口地区土地区画整理事業 事業概要資料”. 市原市. 2023年8月9日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i 五井歴史”. 市原ふるさと連合. 2022年7月22日閲覧。
  8. ^ 市原歴史”. 市原市. 2022年7月23日閲覧。

関連項目

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