二風谷遺跡
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二風谷遺跡(にぶたにいせき)は、北海道沙流郡平取町二風谷にある15世紀から17世紀にかけてのアイヌ文化の遺跡。
概要
[編集]沙流川河口より20kmぐらいのところにある[1]。北側にポロモイチャシ跡があり、南側にユオイチャシ跡がある[1]。二風谷ダムの管理事務所周辺にある。
建物跡が11軒みつかり、その中で炉が確認されたのが6軒ある[1]。道跡や送り場跡もある[1]。建物が20軒以上あったとみられるとする文献もある[2]。
樽前山火山灰b層の分析より、1667年以前のアイヌの生活跡と推定される[1][2]。
瀬川拓郎は、中世から近世にかけての「アイヌ文化」を、北海道考古学史上最も重要な遺跡の1つであるこの二風谷遺跡にちなんで「ニブタニ文化」と呼ぶことを提案している[3]。