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二朮湯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

二朮湯(にじゅつとう)は、漢方薬の一つ。水毒による腕や肩の痛み、しびれを和らげる効果があり[1]、主に五十肩に用いられる[2]白朮蒼朮の両方を含むことからこの名がある。の時代に著された『万病回春wikidata』を出典とする[1]

構成生薬[編集]

[1]

副作用[編集]

甘草が含まれていることから、まれに偽性アルドステロン症が生じることがある。ほかに間質性肺炎障害が報告されている。

脚注[編集]

  1. ^ a b c (田中 2020, p. 230)
  2. ^ 二朮湯”. おくすり110番. 2024年7月5日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『欽定古今圖書集成』博物彙編 第四百六十八巻 s:zh:欽定古今圖書集成/博物彙編/藝術典/第468卷
  • 田中耕一郎『生薬と漢方薬の事典』日本文芸社、2020年、230頁。ISBN 978-4-537-21780-3