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二分靭帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
靭帯: 二分靭帯
足外側面の靭帯(右上にBifurcated lig.と表示されているのが二分靭帯)
ラテン語 ligamentum bifurcatum
英語 Bifurcated ligament
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
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二分靭帯(にぶんじんたい、英:Bifurcated ligament)とは、踵骨から2方向に別れ立方骨舟状骨に至る靭帯である[1]。その形状からY靭帯とも呼ばれる[2]

また、踵骨から立方骨へ至る部分を踵立方靭帯(Lig. calcaneocuboideum)、舟状骨へ至る部分を踵舟靭帯(Lig. calcaneonaviculare)と呼ぶ[1][3]

足首捻挫の約半数に二分靭帯の損傷が見られる[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b Kahle,W., Leonhaedt,H., Platzer,W. 著、越智淳三 訳『分冊 解剖学アトラスI』文光堂、1984年1月14日、222-223頁。ISBN 4-8306-0007-1 
  2. ^ a b 二分靭帯損傷”. 整形外科基礎知識. アレックス・メディカル・グループ. 2010年11月22日閲覧。
  3. ^ 二分靭帯の描出方法の検討と損傷頻度調査”. 捻挫.net. 佐久平整形外科クリニックスポーツ関節鏡センター. 2010年11月22日閲覧。

この記事にはパブリックドメインであるグレイ解剖学第20版(1918年)354ページ本文が含まれています。